2022年2月、3月の災害危機管理者講習の日程を追加しました

ドローン災害危機管理者講習が好評のため、これまでの日程につきましては既に定員に達しました。
つきましては、以下の日程を追加いたしましたので、お知らせいたします。


2022年2月16日(水)
2022年2月17日(木)
2022年 3月7日(月)
2022年 3月17日(木)



お申込みにつきましては、上記バナーもしくは、こちらから

少人数制のため各日程、定員がございます。お申し込みが増えていますので、受講をお考えの方はお早めのご予約をおすすめいたします。

【新製品】Parrot「ANAFI-Ai(アナフィ エーアイ)」解説・ご予約はこちらから

2022年1月より、Parrot社の新製品「ANAFI-Ai」の取り扱いを開始いたしました。
Parrot社から、ANAFI WORK、ANAFI USAなど、ANAFIシリーズの機体が発売されてきましたが、
「ANAFI-Ai」は今までの機体から大きく進化しています。

そんなANAFI-Aiの、注目の性能について解説していきます。

Parrot ANAFI-Aiの特長

Parrot ANAFI-Aiには、下記の4つの大きな特徴があります。

4Gインターネット接続

通常のドローンでは機体と送信機の通信をWi-Fi回線で行うため、Wi-Fiの届く範囲でしか機体を飛行させることができませんでした。しかし、ANAFI Ai は商用マイクロドローンで初めて4Gモジュールを搭載し、Wi-Fi 通信だけでなく、上空LTE回線を利用した4G回線での通信が可能となっています。これは世界中で使用されている周波数の98%以上をカバーしており、あらゆる場所で範囲制限なしに低遅延で映像を送信することが可能です。

また、通常のドローンでは、機体が物陰に隠れたり遠くまで飛ばしすぎたりすると、Wi-Fi接続が中断され操作不能になってしまいます。ANAFI Aiでは、Wi-Fi接続が中断されたり通信速度が遅い場合は自動で4G通信に切り替わります。反対に、安定したWi-Fi通信環境では、データの消費を抑えるために自動でWi-Fiに切り替わります。このように、通信状況に合わせてWi-Fiと4Gネットワークが自動的に選択されるため、障害物や建物が多い環境や、電波干渉がある環境でも、機体と送信機の安定した接続を維持することができます。

日本では、2021年7月にdocomoから「LTE上空利用プラン」が発表されました。
LTE上空利用をするためには、LTE上空利用プランに加入後、「LTE上空利用予約サイト」で利用日時・場所を予約する必要があります。月額料金は49,800円(税込)で、120GB/月のデータ利用が可能です。

48MPカメラ

ANAFI Ai では、4K60fpsの高画質な動画を撮影することが可能です。
また、6倍のデジタルズームに対応しており、75mの距離から1cmサイズの詳細を確認することができます。
48MPの1/2CMOSセンサーを搭載しているため、6倍のデジタルズームを使用しても高精細な静止画を撮影でき、また、撮影後にトリミングしても綺麗な画像を保つことができます。
さらに、ANAFI Aiのカメラは-90°~+90°の範囲まで制御可能となっており、橋梁点検など、対象物を下から撮影する必要がある点検も可能です。

自律飛行による写真測量

ANAFI Ai では、検査、写真測量など、すべてのミッションを「FreeFlight 7」というアプリから実行できます。

写真測量に特化したフライトプランが自動的に実行され、時間・バッテリーを節約した飛行が可能です。
障害物回避システムにより、前方30mまでの障害物を検出し、最適な軌道で自動的に回避することができます。

また、様々な機体で利用されている自動飛行アプリ「PIX4Dcapture」の、グリッド、ダブルグリッド、サーキュラーミッション等、様々な機能を使用することができます。

飛行時間34分

飛行時間は、「Parrot ANAFI Work」の25分から9分伸び、34分の飛行が可能となりました。
より広範囲の自動飛行を、バッテリー交換することなく実行できます。

まとめ

ANAFI Aiの性能の中でも特に、4G接続が注目されています。
今までは送信機と機体間のWi-Fi通信が届く範囲でしかドローンを飛行させることができませんでしたが、
4G回線がある場所であればどこでも飛行させることができるようになります。
今後、より広範囲でのドローン活用が広がっていくことが想定されます。

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Parrot ANAFI-Ai

SONY「Airpeak S1(エアピーク エスワン)」解説・お問合せはこちらから

昨年、SONYから「Airpeak S1」が発表されました。
弊社でも予約は承りまっておりましたが、この度入荷可能となりましたので、
改めて注目のAirpeak S1 の特長について解説していきます。

Airpeak S1の特長

Airpeak S1の機体には、下記の5つの大きな特徴があります。
カメラやその他製品の開発で培われた高い技術を集約し、高性能で安全飛行が可能な機体となっています。

優れた運動性能

最高速度90㎞/h(25m/s)の性能を持ち、空中を自由自在に飛行することが可能です。
耐風性能は最大20m/sで、強風下においても安定した飛行をすることができます。
また、SONY独自の高性能な推進デバイス(プロペラやモーターなど)と飛行制御システムを備えています。

センシングによる安定飛行・高精度の空間認識

Airpeak S1には、ソニー製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラと、その情報を処理するソニー製ビジョンセンシングプロセッサ・独自アルゴリズムが搭載されており、自己位置・姿勢を高精度に推定し、周囲の空間をリアルタイムに認識することができます。
そのため、屋内や橋梁下などのGNSSを受信しづらい条件下でも安定した飛行が可能です。

撮影用途にあわせて高性能なカメラを搭載可能

コンパクトな機体設計ながら、ジンバルを含めて総重量約2.5kgまでのカメラシステムが取り付け可能です。
搭載可能なカメラは、α7Sシリーズ、α7Rシリーズ、α9シリーズ、α1など多岐にわたり、撮影の用途に合わせて様々なモデルからベストな一台を搭載することができます。
レンズは、Eマウントに対応した単焦点レンズの取り付けが可能です。

デュアルオペレーションモード・HDMI出力に対応

プロの現場ニーズに合わせ新開発された送信機は、映像をリアルタイムで確認しながら、機体やジンバルを瞬間的に操作することが可能です。
機体とカメラの操作を二人で二人で分担するデュアルオペレーションモードに対応しており、難易度の高い撮影現場でも互いの専門領域に集中して精緻なコントロールが行えます。
また、HDMI出力端子が搭載されているため、外部モニターを送信機につないで映像を確認することも可能です。

自動飛行・再現飛行が可能

Webアプリ「Airpeak Base」で作成したミッションの自動飛行ができます。
タイムラインに沿った機体の位置、速度、ジンバルの向き、撮影タイミングなど、細かな設定が可能です。
また、過去のフライトログから飛行・撮影をトレースする「再現飛行」が可能で、定点で撮影を続けるなど、同じフライトを繰り返したい場合に活用できます。ミッション飛行中や再現飛行中にもマニュアル操作が可能なので、ルートの微修正やジンバルの角度変更など、実際に飛行させながら細部まで調整が行えます。

アプリケーション

Airpeakでは、モバイルアプリとWebアプリを併用することで、機体やその他の製品の包括的な管理が可能です。
ドローンを運用していく上で必須となりつつある自動飛行についても、Webアプリで飛行プランを作成し、モバイルアプリで実行することができます。

Airpeak Flight(モバイルアプリケーション)

機体、送信機、カメラ、ジンバルの操作・確認が総合的に行えるモバイルアプリです。
飛行距離やバッテリー残量などの確認から設定変更まで幅広い操作に対応。
αシリーズとも連携し、上空のカメラに対してもセッティングが行えます。
またマニュアル飛行だけでなく自動飛行も同じく「Airpeak Flight」で設定可能。
ミッション飛行時には経路の確認、ミッションの実行、飛行中の機体・機材の状態確認まで、アプリ上で完結します。

各種設定メニュー

  • 機体、ジンバル、カメラ、送信機の各種設定
  • 送信機のボタン・スティックのカスタム操作

フライト画面

  • メインカメラ、FPVカメラのリアルタイム検索
  • 飛行距離やバッテリー残量などステータス表示
  • 機体のコントロールや設定値の変更

自動飛行機能

  • Airpeak Baseで設計されたミッションの飛行
  • 自動飛行中にカメラやジンバルの操作が可能

Airpeak Base(Webアプリケーション)

下記の3つの主要機能を備えたWebアプリです。
高度な飛行プラン(プロジェクト)の作成や、使用機材の履歴や個々の機材の状態について管理・確認、飛行ルートをはじめとする過去の飛行ログの一元管理をすることができます。

飛行プランの作成

  • 本格的な映像制作を想定した高度な飛行プラン(プロジェクト)を作成可能
  • タイムラインに沿って機体の位置(緯度・経度・高度)や速度を指定
  • ジンバルの向きや動画・静止画の撮影タイミングなどの指定
  • 直線的な軌道だけでなく、滑らかな曲線ルートの自動飛行が可能

デバイス管理

  • 機材の使用履歴や状態の確認
  • エラーや点検の案内

ログブック

  • 過去の飛行ログを確認
  • 飛行ログから新たなプランを作成
  • 飛行中のエラーなどを詳細に確認

サービス

Airpeak Plus(クラウドサービス)

Airpeakの特長の1つである自動飛行用のミッション(高度な飛行プラン)や飛行ログといった、より便利で安全な運用をサポートするデータをクラウド上に保存し、管理することができます。
また、Webアプリ「Airpeak Base」で提供されるジオフェンス空域(ユーザーが任意に指定できる飛行空域)の設定による安全飛行や、ミッションや飛行ログのインポート・エクスポート機能など、すべての機能を利用することができます。

Airpeak Protect Plan(アフターサービス)

不慮のトラブルによる機体の故障や破損が発生した場合でも、一定の追加料金を支払うことで、新品または品質・機能が同等の再生品との交換が可能です。
期間は1年間で、期間中2回まで交換サービスを受けることができます。

まとめ

SONYの国産ドローン「Airpeak S1」は、高性能な機体、多機能のアプリケーション、便利なクラウドサービスの3つが連携することで、飛行と撮影だけでなく、事前のプランニングや情報管理に至るまで、包括的でスムーズなドローン運用が可能となっています。
また、何といってもSONY製の高性能なカメラを搭載することができるというのが大きな魅力です。
搭載可能なSONYのカメラを既に所持されている方は、新規でカメラを購入せずともドローン運用が可能となります。
機体について詳しく知りたい方、導入を検討中の方など、お気軽にお問い合わせください。

ご注文・お問い合わせ

↓商品詳細・お問い合わせはこちらから
SONY Airpeak S1

2022年1月末:Airprak S1を納品しました!

国産ドローンを検討されていたA社様から早速Airpeak S1のご注文があり、納品させていただきました。
納品時に機体の性能、操作方法等の説明を行い、少しですが操縦もしていただきました。

SONYの機体ということで、カメラ・ジンバルに関してかなり細かく設定ができ、まさに空飛ぶ一眼レフという感じでした。クリエイティブな映像を撮影したい方にオススメです。

プロクルーでは、ご希望の場合には産業用ドローン納品時に機体説明をさせていただきます。
お気軽にご相談ください。

2022年3月のスクールの受付を開始しました

2022年3月の各講習の受付を開始しました。

各講習の日程はこちらからご確認いただけます。

※カレンダーの左上にある矢印を押下していただくと、3月日程がご覧いただけます。

お申込みはこちらから

少人数制のため各日程、定員がございます。お申し込みが増えていますので、受講をお考えの方はお早めのご予約をおすすめいたします。

聴覚障害・身体障害をお持ちの方向けのドローン講習を実施しております。

プロクルードローンスクール本校では、
聴覚障害や身体障害などの障害をお持ちの方向けのドローン講習を実施しております。

 

 

これまでに、聴覚障害の方向けに2回、
ドローンフライトマスター講習を開催させていただきました。

 

聴覚障害の方のご受講時は、座学・実技ともに手話通訳者の同伴が可能です。

 

昨年5月にご受講いただいた聴覚障害をお持ちの受講生様が、
ドローンを使用した動画を作成されました。

 

 

動画の中には、ドローンを使用された映像もあり、とても素敵な動画となっています。
普段、私たちは聴こえるのが当たり前の中で生活していますが、
当たり前ではないということを改めて感じます。

 

 

プロクルードローンスクールでは、
皆様に安心して受講していただけるよう、
教材や設備を整えております。

 

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから