ドローンのレベル3.5飛行と対応するDJI機体について解説します

国土交通省は2022年12月の航空法改正により、無人航空機(ドローン)の飛行レベル(1~4)に新たな「レベル3.5飛行」の概念が導入されたことを発表しました。これにより、従来よりも効率的なドローンの運用が可能となりました。

 

レベル3.5飛行がなぜ導入されたのか

レベル3.5飛行が導入された理由は、「無人地帯でのドローン活用(レベル3飛行)の促進」にあります。これは、運送業界の人手不足を解決するために「ドローン配送」を積極的に行いたいという事業者の要望に応じて、国土交通省が規制緩和として「レベル3.5」の創設を示唆したものです。

 

内閣官房 デジタル行財政改革会議(第2回)資料より引用

 

レベル3.5飛行とは

レベル3.5飛行は、レベル3飛行の飛行要件を緩和するために設定されました。最大のメリットは、3つの条件を満たすことで「立入管理措置が不要」になる点です。

その3つの条件は以下となります。

 

  1. 技能証明(国家資格)の保有
  2. 保険への加入
  3. ドローンのカメラによる歩行者の有無の確認

 

3つの条件を満たすことで省略できるのは、以下の4点です。

  • 立入管理区画を設定した場合は、当該立入管理区画に立看板等を設置するとともに、インターネットやポスター等により、問い合わせ先を明示した上で上空を無人航空機が飛行することを第三者に対して周知すること
  • 立入管理区画に道路、鉄道、家屋等、第三者が存在する可能性を排除できない場所が含まれる場合には、追加の第三者の立入りを制限する方法を講じること
  • 地上において、進行方向の飛行経路の直下及びその周辺への第三者の立ち入りの有無を常に検知できること
  • 飛行経路には道路、鉄道、家屋が密集している場所がないこと

 

要件レベル3飛行レベル3.5飛行
技能証明(二等国家資格)不要必要
機体認証不要不要
保険加入不要必要
機上カメラによる歩行者等の有無の確認不要必要
立入管理措置必要不要
道路・線路横断時の一時停止必要不要

これまでのレベル3飛行では、

  • 無人地帯であっても飛行エリアの周囲に補助者や看板を設置する
  • 道路や鉄道の線路の上空を横断する際に一時停止し、下に車両などがないかを確認する

ことが必要でしたが、レベル3.5飛行ではこれらが不要になりました。

これにより、これまで条件的に難しかったドローンでの物の輸送や広域に及ぶ点検作業が容易になり、ドローンの活躍の幅がさらに広がることが期待されます。

また、すでに技能証明(国家資格)を取得された方の中には、機体認証を受けた機体がなければ、その効力を十分に発揮できませんでしたが、レベル3.5飛行の要件には機体認証が含まれていないため、技能証明だけで飛行が可能となりました。

レベル3.5に対応するDJIの機体

DJI製品の無人航空機によるレベル3およびレベル3.5飛行への対応として対象となる一般用と産業用製品の一覧になります。

一般向け(カメラドローン):
 ・DJI Mavic 3 Pro、DJI Mavic 3 Pro Cine
 ・DJI Mavic 3、DJI Mavic 3 Cine
 ・DJI Mavic 3 Classic
 ・DJI Air 3
 ・DJI Inspire 3

産業用:
 ・Matrice 350 RTK
 ・Matrice 300 RTK
 ・Matrice 30、Matrice 30T、Matrice 30(Dock版)、Matrice 30T(Dock版)
 ・Matrice 3D、Matrice 3TD
 ・DJI Mavic 3E、DJI Mavic 3T、DJI Mavic 3M

●DJI製無人航空機のレベル3/3.5飛行への対応について
https://www.dji.com/jp/media-center/announcements/a-notice-for-using-dji-drones

2024年5月現在で販売中のドローンはほとんどが対象となります。

まとめ

機体認証が進まずにDJI機の導入をためらっておられた方もおられると思いますが、国家資格とDJI機の組み合わせでレベル3.5が実現できるようになりました。
これをきっかけにぜひ、DJI機の導入をご検討いただければと思います。

Mavic3Enterpriseシリーズの新機能「斜面ルート」を検証しました

2024年4月11日にMavic3Enterpriseシリーズの大型アップデートが実施されました。

その中でも、「斜面ルート」が非常に便利な機能となりますので、今回、飛行検証をしてみました。

その他のアップデートについては、リリースノートをご参照ください。

斜面ルートとは

斜面ルートとは立面飛行とも呼ばれ、建物の壁面に沿って、自動的に3Dモデル用の写真を複数枚撮影する機能になります。

同じような機能として、「マッピング」という機能がありますが、こちらは真俯瞰で写真を複数枚撮影することができました。

今回の「斜面ルート」は縦方向に写真を撮っていくことができますので、3Dモデルを生成する上で、構造物を多方面から撮影することができ、より高精細な3Dモデルを生成することに繋がります。

使用方法

1.DJI Pilot2の「飛行ルート」をタップします。

2.機体と接続されている状態、かつRTKがONの状態で、「斜面ルート」をタップします。

3.機体を手動で飛行させ、撮影したい立面の全体像の写真を1枚撮影すると、下図のようにマッピングの枠が表示されます。

4.「マッピングエリアの調整」でエリアの角度を調整し、下図のようにマップ上の青色の線と立面が平行になるようにします。

5.パラメータの調整では、立面に対してどれくらい離れて撮影するかを指定することができます。また、飛行速度や写真のラップ率も変更可能です。

6.飛行ルートの方向を切り替えると下図のようになります。

水平

垂直

7.左上のフロッピーディスクマークをタップし、ルートを保存した後、左上の再生ボタンをタップし、飛行が開始されます。

撮影されたデータ

<離隔距離10m、ラップ率90%>

まとめ

いかがでしたか。これまで立面飛行を行おうとすると、ウェイポイントを使って、複雑なルートを計画していく必要がありました。
これらが、写真を最初に1枚撮影するだけで、簡単に立面飛行のルート生成ができてしまいますので、非常に便利な機能だと思います。
実際に3Dモデルの生成はまた後日、お知らせいたします。

ドローン二等国家資格講習最短1日間~!座学オンラインコースをリニューアルしました。

2024年3月から、二等無人航空機操縦士講習 基本(座学オンライン)の講習が1日間となりました!

遠方の方やできるだけ最短で取得したい方にぴったりです。

3月、4月分まだ空きがございますので、この機会にぜひご検討ください。

※こちらは弊社のドローンフライトマスター講習を含む「国交省認定団体の民間資格」をお持ちの方が対象の講習です。お持ちでない場合は、まずフライトマスター講習からご受講ください。※

二等無人航空機操縦士講習(基本)座学オンライン

日程、金額

1日間 77,000円(税込)

実技講習:9:00~14:30

修了審査:14:30~17:30

※現地での実技講習を受講されるまでに、事前にオンラインシステム「CoCoPA」にて座学を修了していただく必要がございます。CoCoPAの詳細につきましては、こちらのページをご参照ください。※

※万が一修了審査が不合格となってしまった場合は、追加で日数や費用がかかります。(1日間35,200円 税込)補講日は別途日程調整させていただきます。※

場所

プロクルードローンスクール 屋内コート

〒521-0244 滋賀県米原市大野木1777BIG BREATH

注意事項

  • この講習を修了された方は、指定試験機関の実地試験が免除になります。
  • 事前にDIPSにて技能証明申請者番号を取得(申請サイトへ飛びます)してください。
    • 申請サイトの使用方法はこちらから
    • 「技能証明の取得申請」からお手続きができます。申請者番号取得時に受講登録講習機関(プロクルードローンスクール)を選択してください。   
      登録講習機関コード:0131   
      事務所コード:T0131001 
  • こちらの講習は以下の方が対象です。
    • 基本:国交省認定講習団体の技能証明証を取得していること
    • 取得されていない方は、弊社のフライトマスター講習をまずはご受講ください。
  • 当社発行以外の技能証明証をお持ちの場合は、入学金が別途22,000円(税込)かかります。
  • 支払い方法は以下となります。
    • クレジットカード
    • 銀行振込
    • 請求書払い(事業所のみ)
  • 銀行振込の振込手数料はお客様負担となります。
  • 実地講習までに事前にオンライン学科を受講する必要がございます。(約7時間の動画視聴および修了テスト)お申込み後、オンライン受講の流れにつきまして、ご連絡させていただきます。
  • オンライン講習を受講開始された後に、キャンセルをされますと、規程のキャンセル料が発生いたします。詳しくはこちらをご確認お願いいたします。

お申込み、開催スケジュールはこちら

https://drone-procrew.com/?pid=177795685

はじめてのドローンにもおすすめ!人気機種 「DJI Mini4 Pro」「DJI Air3」比較

はじめての空撮用ドローンにおすすめな人気機種「DJI Mini4 Pro」「DJI Air3」

ドローンの資格を取得したら、やっぱりマイドローンが欲しいですよね。

今回は空撮におすすめな人気機種「DJI Mini4 Pro」と「DJI Air3」の性能を比較して、おすすめポイントを解説していきます。

比較①サイズ感

DJI Mini4 Pro

折りたたみ時(プロペラなし):148×94×64 mm
展開時(プロペラあり):298×373×101 mm
249g(インテリジェントフライトバッテリー搭載時)

DJI Air3

折りたたみ時(プロペラなし):207×100.5×91.1 mm
展開時(プロペラなし):258.8×326×105.8 mm
720g

Mini4Proは片手に収まるくらいとってもコンパクトで、持ち運びが簡単です。
Air3はほどよい重量感があり、飛行させやすいです。

比較②飛行時間

DJI Mini4 Pro

34分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)
45分(インテリジェント フライトバッテリー Plus*使用時)

DJI Air3

46分

Plusのバッテリーを使用すると、ほぼ差はありません。

比較③カメラ性能

DJI Mini4 Pro

1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48MP
最大静止画サイズ:8064×6048
動画解像度:4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100fps(スローモーション)
デジタルズーム:12MP写真:1〜2倍、4K動画:1〜3倍、フルHD動画:1〜4倍

DJI Air3

広角カメラ:1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48MP
中望遠カメラ:1/1.3インチ CMOSセンサー、有効画素数:48MP
最大静止画サイズ:広角カメラ:8064×6048、中望遠カメラ:8064×6048
広角カメラ:4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100fps(スローモーション)
中望遠カメラ:4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100fps(スローモーション)
デジタルズーム:広角カメラ:1〜3倍、中望遠カメラ:3〜9倍

どちらもほぼ同等の高性能カメラです。Air3の方が広角カメラと中望遠カメラの2つを搭載しており、ズーム機能が優れています。

比較④最大風圧抵抗

DJI Mini4 Pro

10.7m/s

DJI Air3

12m/s

Air3の方が性能が高く、安定した飛行が期待できます。

比較⑤価格

DJI Mini 4 Pro Fly More コンボ Plus (DJI RC 2付属)

158,180円(税込)

DJI Air 3 Fly More コンボ (DJI RC 2付属)

187,000円(税込)

その他:Mini4Proのおすすめポイント

独自の機能「ActiveTrack 360°」

従来のActiveTrackから機能を拡張しており、内部サークルと外部サークルを設定可能になりました。この2つのサークルについてそれぞれ周回の速度や高さを設定できます。かつ内側のサークルから外側のサークルに向かって自由に設定して、被写体を追いながらの撮影も可能です。

その他のウェイポイント飛行やクルーズ制御等の機能は、Air3にもちろんついてます。

縦向き撮影が可能

SNSに掲載したい方におすすめな機能です。

まとめ

どちらの機体も高性能な機能がたくさんついていて、空撮はもちろん練習用としてもおすすめです。

毎日の生活や旅行がもっと楽しくなるドローンをはじめてみませんか。

とっても小さいのにうれしい機能満載「DJI Mini4 Pro

  • エントリーモデルを探している方
  • SNSにたくさん掲載したい方

安心のズーム機能と安定性重視「DJI Air3」

  • ほどよい重量感があって安定した飛行を重視したい方
  • 簡単な高所点検もしたい方
  • 上位機種「DJI Mavic3 Pro」はちょっと手が出せない、、、という方

ご購入ページはこちら

DJI Mini4 Pro

DJI Air3

一緒に購入するべきオプション品

マストアイテム!プロペラガード

フライト時にプロペラが周囲のものに当たってしまうことを防ぎ、万が一の墜落の際もプロペラへの接触や飛散などを防ぎ、安全性の向上が期待できます。

また、遠くまで飛ばすときは機体を見失いがちですが、プロペラガードを装着することで機体サイズが大きくなり、より視認性が向上します。

さらに、飛行許可申請の際にプロペラガードを装着したドローンの写真提出を求められることがよくあります。

万が一のときも安心!DJI Care Refresh

故障や経年劣化などをカバーする、DJI製品専用の信頼できる保証プランです。

万が一の機体の衝突、水没、紛失、経年劣化等の際、特別価格で新品交換できます。

ドローンのサングラス!NDフィルター

DJIの機器には非常に明るいレンズが採用されています。

F値が固定の機体の場合は「目を細める(F値を絞る)」ことができないので、サングラスの役割をしてくれるNDフィルターが活躍します。

新型ドローンLiDAR「DJI Zenmuse L2」と「DJI Zenmuse L1」の比較検証を行いました。

新型LiDARモジュール「DJI ZENMUSE L2」をご紹介します。ドローン用LiDARの前モデル Zenmuse L1 との違いや、実際に屋外で検証したデータをご覧いただき、新型の効率性をぜひご確認ください。

Zenmuse L2 と前モデルとの比較

 DJI Zenmuse L2DJI Zenmuse L1
レーザーパルス240kHz240kHz
※トリプルのみ160kHz
リターン最大5リターン最大3リターン
FOV繰返し:70° x3°
繰返しなし :70°x75°
繰返し:70.4°x4.5°
繰返しなし:70.4° x77.2°
ビーム発散角1.2mrad x 0.4mrad4.8mrad x 0.5mrad
検知範囲250m (反射率10%、lOOklx)190m (反射率10%、lOOklx)
保護等級IP54IP54
IMUウォーミングアップ不要必要(3~5分程度)
IMU精度Yawリアルタイム:0.2゜、後処理:0.05°
Pitch/Roll リアルタイム:0.05゜ 、後処理:0.025°
Yawリアルタイム:0.3゜、後処理:0.15°
Pitch/Rollリアルタイム:0.05゜ 、後処理:0.025°
可視光カメラ4/3インチ20MPメカニカルシャッター搭載1インチ20MPメカニカルシャッター搭載
対応機種Matrice300RTK (RC PLUSのみ) 、
Matrice350RTK
Matrice300RTK、
Matrice350RTK

リターン/レーザーパルスについて

Zenmuse L1 では、3リターンの設定時にサンプリングレートが160kHzに制限されていましたが、Zenmuse L2 であれば5リターン時でも240kHzでの照射が可能となり、より多くのレーザー照射が可能となりました。

ビーム発散角について

mradとは、カメラが対象物から1m離れている時に、対象物に照射されるレーザーの大きさがどの大きさになるかを表しています。
L2の場合は、1.2mrad x 0.4mradとなりますので、仮に100mの高度で飛行させている際に、地上に照射されるレーザーの大きさは、12cm×4㎝になります。L1の場合は100mで飛行時は48cm x 50cmとなりますので、L2は非常にレーザーの大きさが小さくなったことがわかります。
レーザー測量では、植生をすり抜けながら、地表にレーザーを照射してデータを取得しますが、レーザーの大きさが小さい方がすり抜けやすいので、L2の方がデータ取得がしやすくなっていることがわかります。

IMUウォーミングアップについて

Zenmuse L1では、LiDARの安定した出力を確保するために、電源を入れた際には3〜5分のウォーミングアップ時間が必要でした。現場で機体トラブルなどによる再起動が必要な場合、都度ウォーミングアップを待たなければならず、効率に影響が出ることがありました。しかし、Zenmuse L2ではウォーミングアップが不要ですので、設置から飛行までスムーズに業務を行うことができます。

検証データ比較

今回は弊社のドローンフィールドのデルフリキャンプドローンフィールドにて Zenmuse L1 と L2 での比較検証を行ってきました。検証条件は以下のとおりです。

  • 使用機体:Matrice 300 RTK + Zenmuse L2、Matrice300RTK + Zenmuse L1
  • D-RTK2を既知点に設置
  • 対空標識は 600mm✕600mm 2セット設置
  • 対空標識の座標はRTKローバーにて測定
  • 天候:曇り、弱風、気温15℃前後
  • DJI Terra の構築設定
    • 点群精度最適化ON/点群平滑化OFF
    • グラウンドポイントタイプ:緩斜面デフォルト

飛行場所と飛行ルート

飛行場所:デルフリキャンプ ドローンフィールド 滋賀県長浜市小谷上山田町

↑飛行ルート

現場状況としては、グラウンドデータの取得状況が分かるように、森林を含めた飛行ができるような場所を選定しました。

L1とL2の比較

L1とL2の高度による違いを検証しました。検証ポイントは上図の赤〇印となります。

※各断面図のスライス幅は50㎝に設定しています。

〇L1、繰り返しなし、高度100m

〇L1、繰り返しなし、高度50m

〇L2、繰り返しなし、高度100m

〇L2、繰り返しなし、高度50m

L1で高度50mで飛行した場合と、L2で高度100mで飛行させた場合のグラウンドデータ取得状況がほぼ変わらないことが分かります。L2のビーム径が小さくなったことやリターン数の向上によって、このような結果になったと考えられます。

高度を下げることが難しい現場であっても、L2であれば、比較的多くのグラウンドデータの取得が可能となるため、より活用の場が広がったと考えられます。

L2を使用した感想

L2を使用してみて、印象的だったことは、さらなる効率化が図られていることだと感じました。IMUウォームアップが不要、高度を高くして広範囲のデータ取得を行っても問題ないことなど、L1からの大きな進化を感じました。
弊社は、DJI CAMP ENTERPRISE ZenmuseL2インストラクターが在籍しており、L2のご購入および導入時講習を実施することができます。これから、レーザー測量をお考えの方や、L1からのグレードアップを検討されている方等、お気軽にご相談ください。

ドローンLiDAR「DJI Zenmuse L2」の点群取得検証を行いました。

前回、前機種のZenmuseL1との比較をご紹介しましたが、今回は、L2によるレーザー測量の点群取得の可能性について検証を行いました。ぜひご覧ください。

飛行概要

今回は弊社スタッフの所有する土地にて Zenmuse L2 での検証を行いました。検証条件は以下のとおりです。

  • 使用機体:Matrice 300 RTK + Zenmuse L2
  • 高度:100m
  • 飛行速度:15m/s
  • D-RTK2は設置せず、国土地理院の電子基準点データを使って、PPK処理
  • 天候:晴れ、弱風、気温15℃前後
  • DJI Terra の構築設定
    • 点群精度最適化ON/点群平滑化OFF
    • グラウンドポイントタイプ:緩斜面デフォルト

飛行場所

飛行場所:滋賀県長浜市石田町

現場状況としては、グラウンドデータの取得状況が分かるように、森林を含めた飛行ができるような場所を選定しました。

取得した点群データ

こちらが、点群データの全体像となります。(フィルタリング前)

こちらが、フィルタリングをかけて、木々を削除したデータになります。
木の下のグラウンドデータをしっかりと取得できている様子が分かります。

今回の検証のポイント

本現場には、上記の赤線で示したところに田んぼからため池に繋がる坂道の通路が存在しますが、上記の画像を見てもその通路の形状はわかりません。
仮に写真測量でこの現場を測量したとしても、グランドデータの取得はできないため、上記の画像と同じ結果になります。
今回、L2によるグラウンドデータの取得を行いましたが、この通路がはっきりと形として現れました。

上記の点群データにフィルタリングをかけたのが以下のデータとなります。

角度を変えてみると、以下のようになり、はっきりと通路が表現されています。

一等無人航空機操縦士講習受付中!(3月4月)

プロクルードローンスクールでは、3月4月開催分の一等無人航空機操縦士講習(基本)を受付中です。

開催予定日

〇2024年3月26日(火)~28日(木) ※29日(金)予備日

〇2024年4月8日(月)~10日(水) ※11日(木)予備日

開講予定日以外の日程、目視外および夜間の限定変更をご希望の方は、お申し付けください。

個別に日程調整させていただきます。

一等無人航空機操縦士講習(基本) お申込みはこちら

https://drone-procrew.com/?pid=177784933

一等無人航空機操縦士講習(基本)詳細

日程
1日目
実技 8:30~16:30(終了予定)
2日目
実技 8:30~16:30(終了予定)
3日目
修了審査 9:00~11:00(終了予定)
場所プロクルードローンスクール
〒521-0244 滋賀県米原市大野木1777BIG BREATH
費用302,500円(税込)
※万が一不合格となってしまった場合は、
補講と再審査で追加の日程と費用がかかります。

DJI CAMP ENTERPRISE ZENMUSE P1/L2基礎オペレーター認定講習を開催しました

DJI CAMP ENTERPRISE ZENMUSE P1/L2基礎オペレーター認定講習

P1/L2を導入いただいた企業様の講習を開催しました。

DJI CAMP ENTERPRISE講習は、製品を現場で取り扱うための一連の流れや操作を学習できるもので、導入時に必須の講習となります。

弊社マスターインストラクターの一居はDJIに認定されているインストラクターです。

安心して産業用ドローンを導入いただけます。

DJI Zenmuse L2は、DJI Zenmuse L1の後継機にあたり、フレームベースのLiDAR、独自開発の高精度IMUシステム、4/3型CMOS RGBマッピング カメラを一つに統合し、信頼性の高い地形データを取得できる、より高精度で高効率なDJI 飛行プラットフォームです。

当講習では、DJI Zenmuse L2のハードウェア、計測方法、自動飛行の航路設定、関連するソフトウェアの使用方法などを学習します。
Zenmuse L2の基礎を理解し、方法と手順を習得することで、無人航空機の性能を最大限に活用した効率的な計測が可能となります。

DJI Zenmuse DJI Zenmuse P1は、空中写真測量用に設計された最もパワフルなDJIカメラペイロードです。

フルサイズセンサーカメラと交換可能な単焦点レンズを3軸ジンバルスタビライザーに搭載し高精度のデータ収集と作業効率の向上を実現します。

その高い性能から地形マッピング、土地測量、インフラ点検、地質調査、被災地モデリング、3次元モデリングといった幅広い業務で活用されています。

デモ飛行

当日は気になっておられたエントリーモデル「Mavic 3 Enterprise」のデモ飛行も行いました。

このように導入の際はしっかり活用できるまで責任をもってサポートさせていただきます。

また、弊社では毎月実機をご覧いただける産業用ドローンの実演セミナーを行っております。

「導入前に機体を見てみたい」「産業用ドローンについて知りたい」という方にぴったりなイベントです。

産業用ドローンを検討されている方は、ぜひご参加ください。

DJI産業用ドローン 測量実演セミナー in 滋賀 のお申込みはこちら

DJI初!配送用ドローン「DJI FlyCart 30」日本でも販売開始しました

DJIは配送用ドローン「DJI FlyCart 30」を2024年1月10日に発表し、グローバル市場で販売することを発表しました。

貨物モードとウインチモードに対応し、従来の物流の限界を超え、安全で経済的、効率的なドローン配送ソリューションを実現します。

最大積載量

最大で30kgの貨物を搭載できます。これにより、大型の荷物や貨物を長距離にわたって効率的に輸送できます。(デュアルバッテリーモード)

飛行距離

無積載時には最大で28キロメートル、最大積載時には16キロメートルの飛行距離を持ちます。これにより、遠隔地への配送が可能です。(デュアルバッテリーモード)

飛行速度

最大速度は20メートル/秒で、効率的な配送をサポートします。また、巡航速度は15メートル/秒です。

過酷な環境への対応

最大飛行高度が6,000メートルで、-20°Cから45°Cの動作温度環境に対応しています。また、最大風圧抵抗も12メートル/秒です。

安全性と信頼性

ドローンは、代替着陸地点の設定、離陸および着陸時の安全性を確保するために様々なセーフティ機能を備えています。また、インテリジェント障害物検知システムとADS-B信号レシーバーを使用して周囲の障害物と有人航空機を検出し、警告します。

データセキュリティ

DJIは、データのセキュリティに重要な注意を払っており、ユーザーデータの安全性を確保しています。データの伝送と保存は強力な暗号化で保護され、ユーザーがデータを完全にコントロールできるようになっています。

ペイロード構成

貨物モードとウインチモードの2つの異なるペイロード構成があり、目的地やニーズに応じて変更できます。貨物モードでは、最大70リットルの貨物容量を提供し、ウインチモードではウインチを使用して貨物を制御できます。

配送管理システム

DJI Pilot 2とDJI DeliveryHubといったソフトウェアは、ドローンの配送を管理し、リアルタイムの飛行ステータスや貨物ステータスを提供し、効率的なオペレーションを支援します。

アクセサリー

DJI FlyCart 30には、高輝度画面を備えたDJI RC Plus、インテリジェント フライトバッテリー、バッテリーステーション、セルラードングル、ウインチシステム キットなどのアクセサリーが提供され、運用をサポートします。

データ収集

ドローンとデータ管理プロセスのさまざまな段階でデータの完全性を確保するために、DJIはデータ収集にも対策を講じており、ISO/IEC 27001認証済みのAWS(Amazon Web Services)クラウドサーバーを使用してデータのアップロード、保存、管理を行います。

これらの機能と仕様により、DJI FlyCart 30は、物流と長距離配送の分野で安全かつ効率的な新たな未来を生み出します。

「DJI FlyCart 30」お見積もり依頼、ご相談はこちら