鳥獣害対策「アタックドローン」の視察会を開催

【毎月開催中】鳥獣害対策アタックドローン視察会

デルフリキャンプでは、鳥獣害対策「アタックドローン」の視察会を毎月開催しており、(株)プロクルーや、DHIのスタッフもドローン飛行のデモンストレーションなどに参加させていただいています。
→詳細や日程、参加申し込みはこちらから
2月の視察会では市役所や農業従事者や会社員の方々が来てくださりました。

鳥獣害対策「アタックドローン」とは?

「アタックドローン」はドローンで害獣を追い払う方法です。
ドローンから鷹の鳴き声などを加工した絶叫音を出しながら飛行させ、農作物を荒らすサルやカラスなどに急接近して威嚇をし、追い払います。

近年深刻化する獣害問題

近年、鳥獣による農作物への被害が広域的に発生しており、農村に深刻な影響を及ぼしています。
そういった獣害問題を解決する手段として、きっちんらぼ(代表:松本浩幸)は「アタックドローン」を考え、デルフリキャンプでは実証実験が繰り返し行われています。

アタックドローンで安全性向上と省力化を実現

ドローンの自動飛行と手動飛行を組み合わせて追い払いを行うことにより、安全性の向上や省力化を期待でき、効果が実証されています。
既に農業団体への視察会実施や、地方自治体への導入実績もあります。

■視察会の詳細&参加ご希望の方

現在、視察会へのご参加受付中です。
各地のドローンスクールの卒業生の方、これから講習を受講しようかと考えている方、ドローン活用を目指す法人様や、個人様も歓迎です。
→詳細や日程、参加申し込みはこちらから

【新着情報】ドローン機体認証・操縦ライセンス制度につきまして

国交省は現在、2022年度中を目途に、有人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル4)の実現を目指し、無人航空機の機体認証、操縦ライセンス、運航管理等について、制度の在り方の検討を行っているところです。
それぞれの方針は以下のようになります。

 

無人航空機の有人地帯における目視外飛行(レベル4)の実現に向けた検討小委員会 より

■ 機体認証

自動車と同じように、ドローンも機体の安全性を認証する制度が創設されます。
使用者は機体の整備が義務付けられ、安全基準に満たない場合は、国から整備命令が下されます。
また、国の登録を受けた民間検査機関での検査ができるようになります。
車検と同じようなイメージになりそうです。

詳細はこちらをご覧ください。

■ 操縦ライセンス

国の操縦ライセンスと、現在の民間のライセンスは、どちらも併存していくこととなりました。
そのため、弊社のドローン講習で取得可能な「ドローン操縦技能証明証」は、2022年以降もいままで通り、国交省への飛行許可・承認に使用することができます。
また、民間ライセンスを所有している場合、国の操縦ライセンス(二等)を取得する際に、学科・実地試験の一部または全部を免除することができる方針です。

 

▼国の操縦ライセンスは2つに区分される予定です。

  • 一等資格(第三者上空での飛行=レベル4に該当)
  • 二等資格(現在、飛行許可・承認が必要とされている飛行)

 

二等資格を所持していると、
人口集中地区、夜間、目視外、人・物件との距離30m未満での飛行が、許可申請不要となります。
一等資格を所持していると、
上記に加えレベル4での飛行が可能となりますが、許可申請は必要です。

※空港周辺・150m以上、イベント上空、危険物輸送、物件投下などの飛行も、引き続き許可申請が必要となります。

 

▼車の「AT限定」と同じように、ドローンの場合も限定がつく予定です。

  • 機体の種類(固定翼、回転翼等)
  • 型式や飛行方法(目視外飛行、夜間飛行等)

 

▼国の操縦ライセンスが必須となる場合としては、
「有人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル4)」が対象となります。

 

▼また、今までは許可・承認が必要だった「DID・夜間・目視外・人と物件との距離30m未満」での飛行は、規制緩和と許可申請の簡素化がすすめられます。
下記の3点を満たす場合、原則、許可・承認が不要となります。

  1. 機体認証を受けた機体を
  2. 操縦ライセンスを有する人が操縦し
  3. 運行管理のルールに従う場合

※ただし、「空港周辺・150m以上・イベント上空・危険物輸送・物件投下」はいままで通り飛行許可・承認が必要です。

■運行管理のルール

「第三者上空での飛行(レベル4が該当)」の運行管理の方法は、個別に確認が行われ、 下記の3つが義務化されます。

  • 飛行計画の通報
  • 飛行日誌の記録
  • 事故発生時の国への報告

まとめ

  • 「有人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル4)」を行うのであれば、国の操縦ライセンスと、機体認証は必須
  • それ以外の飛行を行う場合は、国の操縦ライセンスと、機体認証は任意
  • 操縦ライセンスと機体認証がない場合は、いままで通り個別で飛行許可・承認が必要となる

 

ただ、レベル4以外の飛行に関しては、操縦ライセンスと機体認証は任意ではありますが、操縦ライセンスを所有していると、原則、許可・承認が不要となるので、飛行機会が多い方は、ライセンスを所有するほうが便利になりそうです。

 

操縦ライセンスの試験内容はどうなるのか、試験・講習の実施機関はどこになるのかなど、まだまだ決まっていないことが多いです。
今後も随時、国交省から管理団体へ共有が行われますので、その都度情報をお知らせしていきます。

<空撮代行>日本テレビ「アナザースカイⅡ」のドローン撮影を担当しました

 

テレビ番組 撮影協力

先日、テレビ番組の撮影依頼をいただき、琵琶湖で空撮をしてきました! お天気が良く、きれいな夕焼けを撮影できました。 番組放送日はまだ先のため、詳細はご紹介できないのですが、 私も大好きな番組なので、放送で空撮映像が流れるのが楽しみです。  

2020/11/10追記

撮影した動画をアップしましたので、こちらからぜひご覧ください。         / 機体はinspire2で 飛行しました。 \           かなり遠くまで飛行する計画だったこともあり、 操縦者1人、補助者1人の計2人体制で撮影しました。  

最新機種 DJI MINI2 の良いところ

2020年11月5日にDJI MINI2が発表され、現在でも絶賛、発売中となっています。
199gの模型航空機ということで、航空法の規制外(一部除く)となり、日本で非常に飛行しやすい機体として注目されています。
本記事では、私たちが考えるMINI2の良いところをご紹介しますので、ぜひご覧ください

小さなボディでどんな飛行でも

MINI2でまず目が引くのがそのサイズ感。
機体を折りたたむとスマホと同じくらいの大きさになるため、対象通過と呼ばれる飛行(木の間を抜けるような飛行)も多少の飛行技術は必要ですが楽々できます。
例えば、お店の中の紹介動画を撮影するとき、商品がたくさん並んでいる所でも、楽々通過することができます。

お店の玄関前の木の間を通っている様子です。

航空法適応外の機体だからできること

無人航空機では、イベント上空の真上での飛行はイベント上空飛行の承認を得たとしてもできません。
DJI MINI2では、運動会の様子や縁日など、催し物上空でも問題なく飛行することができます。
もちろん、主催者と相談した上で、来場された方にも一報は入れておくべきですね。

まとめ

いかがでしたか。
DJI MINI2は4Kの解像度まで対応し、仕事でも充分活用できるように、パワーアップしました。
私たちも、この機体の良い所を活かして、撮影内容によって上手く使い分けています。

DJI MINI2は絶賛、発売中です。
ご購入は以下からお願いいたします。

ご購入はこちらから

 

 

とても優秀!ジンバルとは?

ジンバルとは?

カメラの傾きやブレを防止する機械のことです。
 

 
こちらは当社でジンバルテストを行った動画です。
機体を傾けてもカメラはずっと真正面を向いていて、水平を保っているのがわかります。
すごいですね。
 
これ実はすごく有能で、ジンバルのあるなしでは撮れる映像が全然違ってくるんです。
 
(左:ジンバルによる手ブレ補正、中央:電子式手ブレ補正、右:光学式手ブレ補正)
 
DJI製品でジンバルが採用されて以降、ドローン業界にもジンバル搭載ドローンが普及しました。
DJIはジンバルが強い!
 
しかしドローンでも比較的安価な機種はジンバルがついておらず、カメラが固定式のものが多いです。
有名なTelloも固定式です。
 
なめらかな映像が撮影したいのであれば、ジンバルつきの機種を使用してみましょう!
機種ごとの詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。
 

手持ち式でコンパクト!ジンバル付きカメラ

ドローンではないですが
Osmo Pocket」という手持ち式のジンバル付きカメラもおすすめです。
 
コンパクトで外出先に持っていきやすいですし、
映画のようなスムーズでブレのない動画が気軽に撮影できますよ。
 

 

当社では機体や「Osmoシリーズ」をネットショップで販売中です。

気になる方はお気軽にご相談ください。

よく聞くFPVとは?注意点も!

FPV」とは…

First Person View、つまり「一人称視点」のことです。
 
カメラが付いているドローンは、撮影している映像をリアルタイムで見ることができます。
さながら自分がドローンのコックピットに乗っているような感覚ですね。これがFPV(一人称視点)の良さです。
 
ですが空撮機能がなく、単純に飛ばすのみのドローンもあります。
そのため空撮ができる、つまりFPV機能が搭載されているドローンを総じて「FPVドローン」と呼んだりもします。
 

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知っておきたい ドローンに関係する法律の話。

ドローンを飛ばすことは「改正航空法」や「小型無人機等飛行禁止法」などの様々な法律に関わってきます。
独学で飛ばしていると気づかないうちに違法行為をしてしまうかもしれません。
知らなかったでは済まされない場合もあります。

 

ここでは特に見落としがちな点をピックアップしてご紹介していきます。

 

自分も周りの人もみんなが楽しめるように、正しくドローンを飛ばしましょう!
 
 

電波法について

 
Q.ドローンは民間資格以外に必要な免許はあるの?

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モードって何?どれがおすすめ?

モード」とは…

簡単に言うとドローンのコントローラー(プロポと言います)の操作方法のことです。

モードは全部で1~4まであります。 

1~4で何がどう違うのか、というと
モードによって”スティックを倒した”ときの、ドローンの”動き”が異なってきます。
一般的なのは「モード1」と「モード2」です。

 

モード1

 
モード1」は前後移動は「左スティック」、左右移動は「右スティック」で操作するので、飛行中はほぼ常に両手を動かしている状態になります。
慣れるまでは難しいのが「モード1」のデメリットです。
 
しかし、高度な動き(8の字飛行など)では操作しやすいのが「モード1」のいいところ!
 
 

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Mavic Air 2を早速レビューします

2020年05月21日は Mavic Air 2の発売日です!

早速、当社に機体が届きましたので、少しご紹介させていただきます。

【ボディデザイン】

サイズ感は、丁度、Mavic 2とMavic miniの間で、小回りがききそうです。
Mavicシリーズはどれも同じようなデザインになり、統一感が出てきました。

【送信機】

これは私も気になっていたのですが、送信機がスマート送信機と同じようなデザインになっています。
スマート送信機と同じくやや大きめのサイズ感なので、手にフィットしやすく持ちやすいです。

【アプリ】

DJI FlyというMavic miniと同じアプリを使って飛行させます。
このアプリは初心者の方でも扱いやすいよくできたものなので、こちらに対応したのは嬉しいですね!

今回は外観をメインにお伝えしました。
今後、テスト飛行を行ったときにまたお知らせします。

機体の販売も当社は行っておりますので、気になる方はぜひご相談ください。