『SIGN EXPO 2022』に出展しました

2022年6月15日(水)~17日(金)に、大阪南港ATCホールにて開催された、
「SIGN EXPO 2022(サインエキスポ)」へ出展致しました。

「SIGN EXPO 2022」はサイン・看板・ディスプレイ業界に関連した素材・資材・機材が一堂に集まる、
西日本最大級の広告資機材展です。

SIGN EXPO 2019から3年振りの開催、2回連続での出展となりました。

高所での看板点検体験会

プロクルーは会場にてドローンを使用した高所での模擬看板点検の体験会を行わせていただきました。
非常に多くの来場者の方にブースに寄って体験して頂き、
看板業界における点検義務の意識の高まりを感じました。

体験された方からは、高所での点検は安全面や高所作業車の手配などのコストがかかるため、
ドローンの導入を検討しているとの声がありました。

ドローンを使った高所点検
~事例、映像を交えた安全で簡単にできる導入方法とメリット~
セミナー開催

開催3日目には事例、映像を交えてのドローン導入に向けたセミナーを開催。
セミナーではなぜドローンが高所点検に向いているかや、ドローン導入のメリット、高所点検に向いている機種などの説明をしました。
セミナー終了後には多くの方が質問に並ばれたり、そのまま体験会のブースに来られていました。

弊社ブース並びにセミナーへご来場いただき誠にありがとうございました。
セミナーの内容など何かご質問ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

【国交省より】飛行許可承認制度の今後の予定について

直近の予定について

飛行許可承認について、2022年6月中に下記2点の変更があります。

  • 100g~199gの許可承認制度について
  • 人口集中地区(DID)の移行について

100g~199gの許可承認制度について

6月20日より100g以上の機体は、航空法の規制対象となります。
機体登録と同時に、飛行許可申請も必要となります。
事前申請は、6月初旬より開始されます。

人口集中地区(DID)の移行について

2022年6月5日現在、飛行許可申請が必要となる人口集中地区は平成27年のデータを元に規定されています。
3月25日に公表された令和2年の国勢調査に基づく人口集中地区は、6月25日より適用されます。
平成27年版では人口集中地区ではなかったとしても、令和2年版では人口集中地区となっている場所もありますので、事前のご確認をお願いいたします。

▽jSTAT MAP
https://jstatmap.e-stat.go.jp/jstatmap/main/trialstart.html

▽人口集中地区の確認方法
https://www.stat.go.jp/data/chiri/map/pdf/jstatriyou.pdf

彦根市消防本部ドローン研修セミナーを開催しました。

当社と彦根市消防本部とは「災害時における無人航空機の運用に関する協定」(以下、防災協定)を締結しています。
これは、彦根市消防本部が災害時に出動した際に、消防本部の必要とした場合に当社にドローンの出動を要請することができる協定となります。
また、平常時でも当社のインストラクターによる研修への協力を要請することも含まれています。

 

この内容に合わせて、彦根市消防本部様よりご依頼を受け、5月23日(月)に署員の方々に向けてドローンの研修セミナーを行いました。
セミナーは、ドローンの基礎知識と法律関連を中心とした内容で、今後のドローンの災害時の活用についての概要を知っていただくのが目的です。

 

当日は朝9時からの11時までの短い時間でしたが、参加された職員は、事務方の警防課の職員の方と現場の指揮隊の職員の方で、とても熱心に聴講されておられました。

 

内容は、当社が指導するフライトマスター講習から重要な点を抽出して、法律は航空法とそのほか関連法案から、また安全に飛行をさせるためのドローンの機能を説明させていただきました。

 

また、今回、防災協定締結後に初めて消防現場の職員の方との顔を合わせる機会となりました。
研修セミナー後に彦根消防本部様は、「有事の際は、顔の見える関係が必要と考えており、今回研修により当社との距離感が近づいたのではないか」とおっしゃっておられました。

 

当社としても、このような活動が有事の際に少しでもお役に立てば嬉しいと考えており、今後も定期的にこのような研修や訓練を行なっていくことになっています。

 

【DJI】無人航空機登録義務化に伴うリモートID対応機種に関するお知らせ

2022年6月20日より開始される無人航空機の登録義務化に伴い、下記の機種は今後のファームウェア更新で内蔵リモートID機能対応が予定されています。

リモートID対応機種一覧

一般向けドローン

  • DJI Mini 3 Pro
  • DJI Mavic 3 シリーズ
  • DJI Air 2S
  • Mavic Air 2
  • DJI Mini 2
  • DJI FPV

業務用ドローン

  • Matrice 30 シリーズ
  • Matrice 300 RTK

農業用ドローン

  • AGRAS T30
  • AGRAS T10

▽詳細はこちら
https://www.dji.com/jp/newsroom/news/dji-remoteid

リモートID非対応機種につきまして

上記以外のDJI社製ドローンはリモートID非対応となります。
2022年6月19日までに機体登録をしたドローンは、3年間リモートIDの搭載が免除されますので、上記期間中にご登録ください。

▽ドローン登録システム
https://www.dips-reg.mlit.go.jp/drs/top/init

Matrice300 測量&インフラ点検実演会を開催

5/11(水)に滋賀県長浜市にあるデルフリキャンプでDJI フラッグシップモデルMatrice300RTKを使用しての測量&インフラ点検実演会を開催しました。
危ぶまれた天気も午後には快晴になり、滋賀県内だけではなく兵庫、京都、石川、愛知と遠方から多くの方にお越しいただきました。
しかも今回は日本でのDJIドローン代理店の代表ともいうべきSEKIDO様との共同開催になります。
インフラ点検をプロクルー、そして測量をSEKIDO様からのご説明。
さらに最新機種のMatrice30、ZenmuseH20N(ナイトカメラ)、Mavic mini3(残念ながらファームウェアが間に合わず飛行不可)まで展示と盛りだくさんの実演会になります。
Matrice30の実機

まずはMatrice300RTKとZenmuseH20Tの性能から

当社のパイロットでインストラクターの一居からMatrice300RTKの機体説明と実際のフライトを行います。
今回はD-RTK2を使って安定した精度の高い飛行が可能です。
Matrice300RTKはネットワークRTKも使用可能ですが、今回の会場のように山奥の場合には電波が通じない場合もあり、D-RTK2が活躍します。
(デルフリキャンプは携帯は通じますのでご安心ください。)
設置されたD-RTK2
そしてZenmuse H20T(H20T)を使用した点検実演です。
カメラオペレーターから説明
2台のコントローラーで機体パイロットとカメラオペレーションを分けての操作をします。
パイロットは、コントローラーを見てしまって機体から目を離すようなこともなく、常に目視内で操作に集中できるので安心です。
H20Tにはズームカメラ、広角カメラ、赤外線カメラ、レーザー距離計、Matrice300本体にはFPVカメラがついてます。
このカメラの切り替えはコントローラーのボタン一つなので元の視界になるので、ズームを解除してから機体を移動するというような手間がありません。
これも作業を効率的に作業をするための機能です。
レーザー距離計で点検対象物からの距離を測りながら移動。カメラオペレーターとパイロットの連携です。
ズームカメラでの撮影を行い、異変を見つけたら、その場をスマートトラックで固定し、カメラオペレーターはカメラを操作することなくさまざまな角度から撮影できます。(スマートトラックはAIで対象物を識別して、常にカメラを対象物に向けて置く機能です。)
さらに高解像度グリッドでの点検対象物の全体と詳細を自動撮影します。
対象物を指定すればその中をグリット分けして自動的に撮影が可能です。
そして少し変わった機能 360度のパノラマカメラでの撮影を。
赤外線カメラには温度パレットがあり、コントローラーにはその場の温度も表示されます。
2オペレーターなのでカメラ操作も安心してできます。
Mavic2 enterprise Advancedにも赤外線カメラがありますが、1オペでしないといけないのが大変なところです。
これらの機能と自動飛行(Waypoint)を組み合わせれば、飛行の確認をしているだけで、定期点検が可能です。

そしてドローン測量の実演会。

とその前にバッテリー交換。ホットスワップ機能で電源を切らずバッテリーを交換が可能です。
これが他の機体だと一旦電源を落としての再起動になるので時間が掛かります。
これで準備完了
今回は写真測量で活躍するZenmuse P1(以下P1)、レーザー測量で活躍するZenmuse L1(L1)を用意しました。
P1は4500万画素で、Phontom4RTK(以下P4)のカメラの倍の解像度を持ちます。
写真測量ではi Constructionで定める1cm/1ドット(px)の撮影をするのですが、この解像度ならP4RTKの倍の高度(80m)での飛行が可能になり撮影範囲の広くなり、また建造物に当たらない高さまで上がるので、安全で効率の良い撮影が可能です。
さらにレーザー測量が可能なL1です。
L1はDJI初のLiDERモジュールです。
他メーカーで近い性能なら倍近くの価格になります。
レーザー測量はL1から出たレーザーは対象物に反射、その反射点の位置を取得して地形を点群データにしていきます。
とくにレーザーは森林や草など間を抜けるものもあるので、その下の実際の地形の測量も可能です。
今回、この会場を選んだのも、この機能を是非見てもらいたいからです。周りの森林を測量し、その下の地形まで取れました。
コントローラー上ではリアルタイムで点群データを作成するので取り漏れがないかの確認も可能です。
さらにDJI Terra(マッピングソフトウェア)も組み合わせて、可視光カメラの画像を組み合わせ実際の色の点群(Ture color点群)を作成します。
TrueType点群のため、P1と同じようなデータに見えますが、回転させると森林のしたの地表が確認可能です。
ちなみにP1にはDJI Terraの永久ライセンスが、L1にはエレクトリシティ(電力会社関連)版の1年間のライセンスが含まれますので、別途にソフトを購入の必要はありません。
今回はSEKIDO様にもご協力いただき、改めてMatrice300の実務に合わせた機能を皆様に感じていただいたと思います。
私たちも専門知識を高めましたのでドローン測量、点検にご興味、ご関心のある方は、ご相談ください。
最後になりましたが時間が押してしまい、会場の関係もあって質疑応答の時間が取れず大変申し訳ございませんでした。
また、人数制限もあり今回参加ができなかった方も、定期的に開催を行いますので、次回はぜひご参加ください。

【新製品】DJI Mini 3 Pro 紹介

5月20日、DJIから「DJI Mini 3 Pro」が発売されました!
今までのMiniシリーズから見た目も性能も大きくアップデートされています。
その注目の性能について、解説していきます。

ミニだけど、プロ!

4K動画撮影可能

Mini 3は249gと小さいですが、性能は素晴らしく、4K動画撮影が可能です。

最大飛行時間47分

Mini 3 Fly More キットには、「インテリジェント フライトバッテリー Plus」が同梱されており、最大で47分の飛行が可能です。
この大きさで、Mavic 3とほぼ同じ時間(1分長い!)飛行できるようになりました。
バッテリーは単品でも購入できます。

DJI Mini 3だけの新しい撮影機能!

DJI Mini 3には、なんと上位モデルのMavic 3やAir 2Sにも搭載されていない新しい撮影機能があります!

縦向き撮影

今までのDJIドローンでは横長の動画しか撮影できませんでしたが、Mini 3では縦向き撮影が可能になりました!
ボタン一つでカメラが90度回転し、縦長の動画を撮影することができます!

TiktokやInstagramのストーリー、Youtubeのショート動画など、SNSでは縦向きの短い動画を見る機会が多くなりましたが、Mini 3で撮影したダイナミックな動画をアップロードすれば、注目度抜群ですね!

ローアングル撮影

今までのドローンはカメラの上部が機体に覆われており、カメラを上に向けることができませんでした。
Mini 3は、60度までカメラを上方に向けることができます!
ドローンというと上空から俯瞰での撮影のイメージが強いですが、下からの新しいアングルで撮影することができるようになり、より表現の幅が広がりました。

新しい送信機「DJI RC Plus」

DJI Mini 3には、通常の送信機とは別に、「DJI RC Plus」という画面付き送信機が付属するセットがあります。
送信機にモバイル端末を取り付ける手間がないため、よりスピ―ディーに撮影を開始することができます。
重さも軽く、画面も大きいためモバイル端末を使用するよりもより操縦に集中できます。

ご予約はこちらから

Mini 3は人気商品となっており、次回入荷は6月下旬以降となっております(6月1日時点)。
お早めにご注文ください!

▽ご予約はこちらから
https://drone-procrew.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2676005&csid=8

【新製品】DJI Matrice 30シリーズが発表されました

3月21日、DJIから「DJI Matrice 30」を含む新製品が発表されました。
Matriceの名を冠するドローンの発表は、「DJI Matrice 300 RTK」から約2年ぶりとなります。
その注目の性能について、解説していきます。

DJIの新しい産業用ドローン「DJI Matrice 30」

DJIには、DJI Enterpriseという産業用の製品ラインナップがあり、これまでに、最上位モデルの「DJI Matrice 300 RTK(以下M300)」、「DJI Mavic 2 Enterprise Advanced (以下M2EA) 」など、高性能な産業用ドローンが発売されてきました。

今回発表された「DJI Matrice 30シリーズ」は、上記の2つの機体の中間にあたり、M300性能と、M2EAの携帯性のいいとこ取りをした、新しい産業用ドローンです。

DJI Matrice 30

高性能かつコンパクトなMatrice 30

M300並みのカメラ性能・安全機能

Matrice 30シリーズは、「Matrice 30」「Matrice 30T」の二種類があり、違いは赤外線カメラの有無です。
下記のペイロードが搭載されています。

  • 広角カメラ(1/2インチCMOS・12MP)
  • 光学ズームカメラ(1/2インチCMOS、48MP)
  • レーザー距離計
  • 赤外線カメラ(Matrice 30Tのみ)

センサーサイズ等の細かな違いがあるものの、M300用カメラ「Zenmuse H20/H20T」と同じ構成になっています。
ズーム性能も優秀で、光学とデジタルを合わせると、最大200倍のズームが可能です。

また、Matrice 30シリーズは、Matrice 300と同様に、6方向ビジョンセンサー・赤外線検知システムを搭載しており、安全な飛行が可能です。

優れた機動性・携帯性

Matrice 30では、カメラが備え付けになった他、本体と一体型のランディングギア、アーム自動ロック等が採用され、高速展開が可能となりました。また、重量は3.7kg、コンパクトなためバックパックに入れて持ち運ぶことが可能で、専用ケースは機内持ち込み用キャリーケースほどの大きさです。

M300は飛行前に毎回、ランキングギアの装着、アーム展開・ロック、カメラの取付け等の準備が必要であり、専用ケースも1週間の旅行用キャリーケース程の大きさであることを考えると、Matrice 30がいかに機動性・携帯性に優れているかがわかります。

このようにコンパクトでありながら、最大飛行時間は41分で、M300+Zenmuse H20Tより数分短い程度です。さらに、M300と同様にホットスワップバッテリー交換に対応しており、電源を入れたままでの迅速なバッテリー交換も可能となっています。

夜間飛行の強化

今回新しく、低照度FPVカメラが搭載されました。これにより、夜間警備・捜索などをより安全に行うことができます。

様々な環境で運用可能

Matrice 30は、優れた防水・防塵、耐風、耐熱性能を持ち、過酷な環境下でも運用が可能です。

  • IP55
  • 耐風15m/s
  • 運用可能温度:-20℃~50℃
  • 運用限界高度:7000m

また、4G回線接続ができ、Wi-Fi回線が届きにくい場所でも安定した飛行が可能です。

その他の新製品

今回、「DJI Matrice 30」の他に、「DJI RC Plus」、「DJI FlightHub 2」、「DJI Dock」、「DJI Zenmuse H20N」が発表されました。

DJI RC Plus

DJI RC Plusは、新しい業務用スマート送信機です。
「DJI スマート送信機(業務用)」との大きな違いは、下記の3点です。

  • 防水・防塵(IP54)
  • 物理ボタンの増加(画面両サイドに計6つ)
  • 大画面化(高輝度7インチモニター)

現在はM30のみに対応していますが、今後M300にも対応予定です。

DJI FlightHub 2

DJI FlightHub 2は、クラウドドローンオペレーションシステムです。
2.5Dマップ上で、位置情報、360度パノラマ画像、オルソモザイクデータなどを一元管理することができます。
また、地点、飛行ルート、飛行エリアの指定、リアルタイムの映像配信等も可能で、送信機、PC、モバイル端末等で確認できます。
日本での発売時期は未定です。

DJI Dock

DJI Dockは、ドローンの充電、フライトプランの実施等を自動で行うことができます。
25分で90%までの高速充電が可能でき、半径7㎞の範囲までドローン操作を行うことができます。
日本での発売時期は未定です。

DJI Zenmuse H20N

DJI Zenmuse H20Nは、Matrice300用カメラ「Zenmuse H20シリーズ」の新製品です。
H20Tと比較すると、夜間飛行時のカメラ性能および赤外線ズーム機能等が強化されています。

Zenmuse H20Nのカメラには、スターライトセンサーという低照度用センサーが搭載されています。
その名の通り星明りの中でも鮮明な映像を撮影することができます。

また、Zenmuse H20Nは、赤外線カメラを2つ持ち、16倍のズームが可能になりました。
可視カメラと赤外線カメラの連動ズーム機能を搭載しています。

まとめ

「DJI Matrice 30」は4月以降に入荷予定となっています。
また、日本での発売時期未定の製品につきましては、最新情報がわかり次第共有していきます。

価格等、性能等ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

【機体紹介】DJI Matrice 300 RTKを導入しました!

弊社では、2022年3月より「DJI Matrice 300 RTK」と、その対応カメラ「Zenmuse H20T」「Zenmuse P1」、そして「D-RTK 2」を導入いたしました。

DJI Matrice 300 RTKは、DJI社産業用ドローンの最上位モデルで、ペイロード部分を付け替えることで、点検、測量、災害対応など、様々な業務で活用できる高性能ドローンです。

Matrice 300は、専用のケースに入った状態で届けられます。サイズ感は1週間の旅行用キャリーケースくらいです。バッテリーステーション(M300や送信機のバッテリーを充電するためのもの)は機内持ち込み用キャリーケースくらいの大きさで、重量はありますがどちらもキャスターが付いているのでゴロゴロと運ぶことができます。

ケースを開けると、アームが折りたたまれたM300が、ひっくり返った亀のように収納されています。
他にも、送信機やバッテリー、カメラ(Zenmuse H20/H20T)等一式を収納することができます。

ケースの蓋側には、ランキングギアと予備プロペラが収納されています。
まず、ケースに入った状態で機体にランディングギアを取り付けてロックします。

次に、機体を取り出してカメラを取り付け(写真はZenmuse H20T)、アームを広げてロックします。

バッテリーは機体の後ろ側から入れます。飛行中に外れないよう、しっかりとロックします。

飛行準備完了です!

今回、「Zenmuse H20T」と 「Zenmuse P1」 の2種類のカメラを導入しましたが、
「Zenmuse H20T」は、広角カメラ、ズームカメラ、赤外線カメラ、レーザー距離計の機能を持ち、
「Zenmuse P1」は、測量用高解像度カメラです。
下記の比較してみると、カメラ部分が大きく異なることがわかります。

Matrice 300にZenmuse P1をつけて飛ばしてみました!

D-RTK2を使用することで、データの精度が高まり、より正確な測量が可能となります。

Matrice 300 RTK デモ会

弊社では、M300を活用したドローン測量スペシャリスト講習、産業用ドローン飛行講習の他に、定期的なMatrice 300デモ会の実施を予定しており、第1回目は5月に実施いたします。

日時:2022年5月11日(水)
場所:滋賀県長浜市 デルフリキャンプ
内容:Matrice 300 RTK、Zenmuse H20T、Zenmuse P1

詳細が決定次第、別途ご案内いたします。
産業用ドローンに興味がある!という方はぜひお越しください。

【新製品】Parrot「ANAFI-Ai(アナフィ エーアイ)」解説・ご予約はこちらから

2022年1月より、Parrot社の新製品「ANAFI-Ai」の取り扱いを開始いたしました。
Parrot社から、ANAFI WORK、ANAFI USAなど、ANAFIシリーズの機体が発売されてきましたが、
「ANAFI-Ai」は今までの機体から大きく進化しています。

そんなANAFI-Aiの、注目の性能について解説していきます。

Parrot ANAFI-Aiの特長

Parrot ANAFI-Aiには、下記の4つの大きな特徴があります。

4Gインターネット接続

通常のドローンでは機体と送信機の通信をWi-Fi回線で行うため、Wi-Fiの届く範囲でしか機体を飛行させることができませんでした。しかし、ANAFI Ai は商用マイクロドローンで初めて4Gモジュールを搭載し、Wi-Fi 通信だけでなく、上空LTE回線を利用した4G回線での通信が可能となっています。これは世界中で使用されている周波数の98%以上をカバーしており、あらゆる場所で範囲制限なしに低遅延で映像を送信することが可能です。

また、通常のドローンでは、機体が物陰に隠れたり遠くまで飛ばしすぎたりすると、Wi-Fi接続が中断され操作不能になってしまいます。ANAFI Aiでは、Wi-Fi接続が中断されたり通信速度が遅い場合は自動で4G通信に切り替わります。反対に、安定したWi-Fi通信環境では、データの消費を抑えるために自動でWi-Fiに切り替わります。このように、通信状況に合わせてWi-Fiと4Gネットワークが自動的に選択されるため、障害物や建物が多い環境や、電波干渉がある環境でも、機体と送信機の安定した接続を維持することができます。

日本では、2021年7月にdocomoから「LTE上空利用プラン」が発表されました。
LTE上空利用をするためには、LTE上空利用プランに加入後、「LTE上空利用予約サイト」で利用日時・場所を予約する必要があります。月額料金は49,800円(税込)で、120GB/月のデータ利用が可能です。

48MPカメラ

ANAFI Ai では、4K60fpsの高画質な動画を撮影することが可能です。
また、6倍のデジタルズームに対応しており、75mの距離から1cmサイズの詳細を確認することができます。
48MPの1/2CMOSセンサーを搭載しているため、6倍のデジタルズームを使用しても高精細な静止画を撮影でき、また、撮影後にトリミングしても綺麗な画像を保つことができます。
さらに、ANAFI Aiのカメラは-90°~+90°の範囲まで制御可能となっており、橋梁点検など、対象物を下から撮影する必要がある点検も可能です。

自律飛行による写真測量

ANAFI Ai では、検査、写真測量など、すべてのミッションを「FreeFlight 7」というアプリから実行できます。

写真測量に特化したフライトプランが自動的に実行され、時間・バッテリーを節約した飛行が可能です。
障害物回避システムにより、前方30mまでの障害物を検出し、最適な軌道で自動的に回避することができます。

また、様々な機体で利用されている自動飛行アプリ「PIX4Dcapture」の、グリッド、ダブルグリッド、サーキュラーミッション等、様々な機能を使用することができます。

飛行時間34分

飛行時間は、「Parrot ANAFI Work」の25分から9分伸び、34分の飛行が可能となりました。
より広範囲の自動飛行を、バッテリー交換することなく実行できます。

まとめ

ANAFI Aiの性能の中でも特に、4G接続が注目されています。
今までは送信機と機体間のWi-Fi通信が届く範囲でしかドローンを飛行させることができませんでしたが、
4G回線がある場所であればどこでも飛行させることができるようになります。
今後、より広範囲でのドローン活用が広がっていくことが想定されます。

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