米原市シティセールス課様 伊吹山災害現場撮影

撮影実績

静止画

 

2023年7月12日の大雨により、伊吹山登山道が大規模に崩落しました。
登山道の4合目~8合目付近にかけて大きな崩落個所があり、現在麓からの伊吹山登山は禁止されています。
今回、米原市シティセールス課様のご協力のもと、災害現場のドローン撮影を実施いたしました。
※特別に許可を得て撮影しております。危険ですので登山道には入らないでください。※
今回は、災害現場が広範囲にわたるため、Matrice 300 RTKと、Zenmuse P1(写真測量用)・Zenmuse L1(レーザー測量用)を使用し、自動飛行で撮影し、3Dモデル、オルソフォトの作成を行いました。

成果物

使用機体

DJI Matrice 300 RTK・Zenmuse P1・Zenmuse L1で撮影しました。

Matrice 300 RTK

Zenmuse P1

Zenmuse L1

撮影場所

飛行の概要

今回は、高低差が非常に大きい現場となりましたので、「DEM」データを活用し、地形フォローモードを活用しました。

対地高度を80m(地上画素寸法1cm/px)にキープして、高度を自動的に変化させながら、マッピング撮影を行いました。

撮影写真枚数は1,918枚で32分の飛行となり、非常に長時間の撮影となりましたので、途中でバッテリーを交換しながらの飛行となりました。

上記マップの下部に記載の860~1194の表記は、標高となります。つまり、飛行を開始し終了するまで、約860m~約1194mの差(340m)上昇しながら飛行していくというイメージになります。

これであれば、対地高度150m以上の上空に該当することなく、飛行が可能となりますので、地形フォローモードは非常に便利な機能となります。

 

地形フォローモードの様子

上記動画の真ん中の右のほうに「ALT」の表記がありますが、こちらが機体の高度となります。

移動しながら斜面に合わせて高度が自動的に変化している様子がわかります。