伊吹山の被害状況の写真測量を行った際に、ZenmuseL1を使用して、同じ場所のグラウンドデータ取得の検証を行いました。
設定項目は以下となります。
- 高度 対地90m
- 速度 8m/s
- 地形フォロー ON(DEM)
- サンプリングレート 160kHz
- スキャンモード 非反復
- リターンモード トリプル
- サイドラップ 40%
取得データ
RGB
反射率
高さ
リターン
グラウンドデータ
点群編集ソフトには樹木等を除去するフィルタリング機能があります。
DJI TERRAにも簡易的ではありますが、同じような機能が付いています。
グラウンドデータ(詳細比較)
比較すると、樹木を避けるようなイメージで、地上のデータが取得されています。
まとめ
今回は安全を確保するために、90mの高さで飛行させました。
高度を高くした場合、レーザーが地上に到達するまでに、レーザーのビーム径が大きくなってしまうため、うまく樹木をすり抜けられないことがあります。
意外にも樹木の密集率が高かったため、グラウンドデータの取得が甘いことがわかりました。
今後も、検証を進めて行きますので、お楽しみに。