国家ライセンス講習受講前に必要な準備事項はありますか。

国家資格講習を受講するためには事前に「ドローン情報基盤システム2.0(DIPS2.0)」で技能証明申請者番号の取得と受講ドローンスクール(登録講習機関)選択していただく必要があります。

すでに機体登録や飛行許可申請を行なったことがある方は、DIPS2.0のログインには同じログイン情報が使用可能です。初めてのログインの方はアカウントの新規作成の必要があります。

技能証明申請者番号の取得には本人確認が必要になります。本人確認にはマイナカードや運転免許証などが使用できますが、マイナカードで半日、運転免許証だと1週間程度の期間が必要になりますので早めの申請をお願いします。

※講習日に技能証明申請者番号が未取得の場合、合格されても修了証明書が発行できません。

国家ライセンス講習修了後の流れを教えてください。

国家ライセンス講習修了後は、試験申込システムよりお客様ご自身で学科試験と身体検査のお申込みおよび受験をしてください。
全ての試験に合格後、試験申込システムより合格証明書の発行をし、
DIPSにて技能証明の申請を行います。
弊社の講習修了後に「修了証明書」を発行いたします。
こちらの有効期限は1年間で、合格証明書の発行の際に使用します。
弊社の講習修了後1年以内に必ず合格証明書および技能証明の発行まで完了してください。
詳しくは、国家ライセンス(技能証明) 取得の流れをご確認ください。
併せて以下もご確認ください。

国家ライセンス講習(基本)を修了した場合、目視内、昼間限定変更も含まれていますか?

目視内、昼間限定変更は含まれておりません。

別途限定変更の講習をそれぞれ修了する必要があります。

(二等:各1日間、一等目視外:2日間、一等夜間:1日間)

イメージとしましては、自動車運転免許と同じで、普通自動車(AT限定)の免許を取得した後に限定解除でMTを運転できるようになるような形です。

そのため、まずベースとなる「基本」が必要となります。その後、目視外や夜間が必要であれば、ご希望の限定変更の講習を受講し修了する流れとなります。

もちろん、基本のみの取得、目視外および夜間どちらかのみの取得も可能です。

国家ライセンス講習費以外にかかる費用を教えてください。(受験費や申請費など)

講習費用には以下が含まれています。

・講習(学科および実地)
・修了審査受験料
・修了証発行料
・テキスト代

別途発生する可能性がある費用は、以下のとおりです。

・補講費用
・再修了審査費用

※弊社のフライトマスター講習卒業生以外の方は、入学金20,000円(税別)が発生します。

その他、弊社の講習修了後の学科試験および身体検査、

国家資格発行申請には別途費用がかかります。

手数料の詳細は下記URLをご参照ください。

技能証明試験の種別・手数料

どのような場合に国家資格が必要でしょうか?

今後ライセンス制に完全移行となった際(2025年12月予定)、カテゴリーII以上の飛行には国家資格が必須となります。

国家資格保有者は、カテゴリーⅡ飛行の許可申請が不要となり、

一等保有者のみ、カテゴリーⅢ飛行の許可申請が可能となります。

※機体認証を受けている機体を飛行させる場合に限る。

カテゴリーI 飛行の場合手続きは特段不要ですので、資格も不要となります。

カテゴリーにつきましては、以下をご参照ください。

https://procrobo.com/blog/license-compare/

国家資格がないとドローンを飛行させることができなくなるのですか?

2025年12月までは、現在の飛行許可承認申請と併用になりますので、国家資格は必須ではありません。現在と同様に、特定飛行を行う場合は飛行許可申請をすることでドローンを飛行させることができます。

今すぐ国家資格が必要という訳ではございませんので、ご安心ください。

2025年12月以降はライセンス制度に完全移行しますので、その際に特定飛行を行う場合は国家資格が必要となります。