国家資格(無人航空機操縦者技能証明)について教えてください。

国家資格(無人航空機操縦者技能証明)は、無人航空機を飛行させるのに必要な技能(知識及び能力)を有することを証明する資格制度です。
国家資格の取得は、無人航空機の飛行において必須事項ではありません。
一等と二等の二種類があり、第三者(ドローンを飛行させることを知らない者)の上空で特定飛行(国交省に申請が必要な飛行)を行う際にのみ、一等無人航空機操縦者技能証明が必須となります。
国家資格が必要となる飛行についてはこちらの図も参照してご確認下さい。

国家資格取得までの流れを教えてください。

国家資格取得のためには、学科試験、実地試験、身体検査に合格する必要があります。
上記試験は指定試験機関で実施されますが、弊社のような登録講習機関で講習の受講および修了審査に合格することで、3つの試験のうち、実地試験のみ免除されます。

 

詳細は、国家ライセンス(技能証明) 取得の流れのページをご確認ください。

ドローン操縦技能証明証(民間資格)はどうなりますか?更新が必要ですか。

現在も引き続きドローン操縦技能証明証(民間資格)を使用した飛行許可申請が可能ですが、2025年12月を目途に廃止される予定です。

また、ドローン操縦技能証明証は、国家資格の「経験者コース」を受講される際に必要となりますので、国家資格を取得されるまでは、証明証を更新されることをおすすめします。

国家資格取得後は、民間資格の意義は特にありません。

 

経験者コースとドローン操縦技能証明証の関係性については以下をご参照ください。

経験者コースとドローン操縦技能証明証(民間資格)の関係性

国家ライセンス講習のスケジュールを教えてください。

以下の通りです。

【二等無人航空機操縦士講習 基本】

  1. 二等基本<経験者> 対面座学コース 2日 9:00~17:00
  2. 二等基本<経験者> オンライン座学(事前受講)コース 1日半 9:00~17:00

【一等無人航空機操縦士講習 基本】

  1. 一等基本<経験者> 対面座学コース 4日 8:30~16:30
  2. 一等基本<経験者> オンライン座学(事前受講)コース 3日 8:30~16:30

 

記載の日数は最短です。

万が一不合格になってしまい補講が必要な場合は別途日数が必要です。

国家資格の一等と二等の違いは何ですか

第三者(ドローンを飛行させることを知らない者)上空で特定飛行(国交省に申請が必要な飛行)をする場合のみ、一等無人航空機操縦者技能証明が必須となります。
二等無人航空機操縦者技能証明では、第三者上空で特定飛行をすることはできず、立入管理措置を講じる必要があります。

国家ライセンス講習(基本)を修了した場合、目視内、昼間限定変更も含まれていますか?

目視内、昼間限定変更は含まれておりません。

別途限定変更の講習をそれぞれ修了する必要があります。

(二等:各1日間、一等目視外:2日間、一等夜間:1日間)

イメージとしましては、自動車運転免許と同じで、普通自動車(AT限定)の免許を取得した後に限定解除でMTを運転できるようになるような形です。

そのため、まずベースとなる「基本」が必要となります。その後、目視外や夜間が必要であれば、ご希望の限定変更の講習を受講し修了する流れとなります。

もちろん、基本のみの取得、目視外および夜間どちらかのみの取得も可能です。

国家ライセンス講習費以外にかかる費用を教えてください。(受験費や申請費など)

講習費用には以下が含まれています。

・講習(学科および実地)
・修了審査受験料
・修了証発行料
・テキスト代

 

別途発生する可能性がある費用は、以下のとおりです。

・補講費用
・再修了審査費用

 

※弊社のフライトマスター講習卒業生以外の方は、入学金20,000円(税別)が発生します。