写真測量・レーザー測量のどちらにも対応。点群データ作成、精度検証まで実施
当社では写真測量、レーザー測量のどちらにも対応しています。
GNSS(GPS)だけではなくRTKによって国土交通省の推進するi-Constructionで目指すドローン測量の精度5cm以下のレベルの精度まで対応が可能です。
また、大型の機体で高い高度からの撮影や、大型機の飛行が困難な場合は小型の測量用ドローン(写真測量)での対応します。
精度を出すための対空標識の設置から飛行の設定、撮影後は点群の処理、精度検証までお任せください。
当社は世界最大のドローンメーカー「DJI」から認められた産業用ドローン代理店「DJI Enterpirse代理店」になります。
DJI Enterpirse代理店は、ドローンでの測量がしっかり運用、お客様のサポートができることを認められた代理店になりますので、産業用ドローンの性能をフルに発揮させた測量が可能です。
ドローンでの測量事例
伊吹山災害現場測量

機体:Matrice300RTK
2023年7月12日の大雨により、伊吹山登山道の4合目~8合目付近で大規模な崩落が発生し、現在、麓からの登山は禁止されています。今回、米原市シティセールス課様のご協力のもと、災害現場のドローン撮影を実施しました。 現場が広範囲にわたるため、Matrice 300 RTKにZenmuse P1(写真測量用)およびZenmuse L1(レーザー測量用)を搭載し、自動飛行で撮影を行いました。これにより、3Dモデルとオルソフォトを作成し、災害の状況を詳細に記録しました。
今回の現場は高低差が非常に大きかったため、「DEM(デジタル標高モデル)」データを活用し、地形フォローモードを使用して撮影を行いました。対地高度を80m(地上画素寸法1cm/px)に設定し、高度を自動的に調整しながらマッピング撮影を実施しました。 撮影は1,918枚の写真で、32分間の飛行時間を要しました。長時間の撮影だったため、途中でバッテリーを交換しながらの作業となりました。撮影中の標高は約860mから約1194mの間(約340mの差)があり、この高低差をカバーしながら、対地高度150m以上にならないように飛行しました。このように、地形フォローモードは非常に有効な機能となり、撮影の精度と安全性を確保することができました。
測量用機材

Matrice350RTK
DJI社産業用ドローンのフラッグシップモデル。ペイロードの付け替えによって、写真測量、レーザー測量、赤外線カメラ点検が可能です。

ZenmuseL2
Matrice350用ペイロード。一体型のLiDERモジュール。トレンドポイントで精度検証が可能

ZenmuseP1
Matrice350用ペイロード。
写真測量用カメラ。フルサイズセンサーで高度70mからの測量が可能

Matrice4E
DJI社産業用ドローン。写真測量用カメラを搭載した小型の産業用ドローン。地形してフォローして飛行が可能

D-RTK2
DJI製ドローンの精密測位をサポートする高精度RTK基準局です。リアルタイム差分データを提供し、センチメートル単位の測位精度を実現します。

GNSS Rover
GNSS、IMU、2台のカメラを統合したV10iは、逆打ち時にリアルタイムの視覚ガイダンスを提供し、アクセスが困難な場所での作業の生産性を一段と高めます。
ドローン測量費用
写真測量 4ha 約50万円〜
レーザー測量 1ha 約50万円〜
※ネットワークRTKでの飛行、点群データ作成までを含む。精度検証は別料金
※現場が圏外の場合は、ネットワークRTKの代わりに固定局の座標をGNSSローバーで取得し、固定局での飛行となります。(別料金)
※飛行難易度やデータ作成難易度(より精度を高める等)によって価格は変化します。