山頂移動から撮影まで
当初は9合目の駐車場から飛行させる予定でしたが
現地の状況を確認し、急遽山頂から飛ばすことに。
ルート設定を十分に確認し、今回も安全第一の撮影を心がけました。
D-RTK2は主要な全球測位衛星システムに対応しているため、三角点に設置することで精度の高い測量を行うことが可能です。
今回の撮影でも精度のいいデータを測量することが出来ました。
離陸と着陸の際には拍手を送ってくださり、皆さまに見守っていただきながらのフライトとなりました!
※30m以上の十分な距離を取った状態で安全に見学いただいています。
取得データについて
今回は、精度についての検証は求められなかったため、検証点と標定点は設置しておりません。
撮影を行う際の注意点としては、伊吹山は高低差が激しく、飛行ルートを分けなければ、150m以上の上空を飛行してしまうため、今回は、3つのルートを作成しました。
以下、ルートのイメージになります。
DJI Pilot内で設定したルートは以下になります。
ルートAの飛行距離は6561m、飛行時間は11分2秒、ウェイポイント12ヶ所、写真661枚。
ルートBの飛行距離8748m、飛行時間14分36秒、ウェイポイント12ヶ所、写真875枚。
ルートCの飛行距離6993m、飛行時間11分48秒、ウェイポイント12ヶ所、写真702枚となりました。
ラップ率はできる限り、側部60%、前部90%になるように設定し、地上画素寸法も1cm/pxをできる限りキープするように設定しました。
SfMソフトはDJI TERRAを使用し、オルソ、点群、DSM、3Dモデルを出力し、以下のようなデータが取得できました。
オルソ
DSM
3D
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