日本全国の参加団体が製作した無人ソーラーボート（以下、ソーラーボート）の能力を競い合う大会である、びわ湖クルーレス・ソーラーボート大会が今年で21年目を迎えました。20年という節目を迎え、記念すべき21年目には何か新しい事を取り入れたいという主催者さまのご意向により、ドローン撮影をさせていただくことになりました。また、上空から撮影した映像を本部席のモニターに流すリアルタイム中継も同時に行いました。

ソーラーボートはスタート地点の浜から竹生島間の約7kmの区間を往復しました。この距離では浜からの撮影は不可能なため、撮影専用船（以下、専用船）を出していただき、沖での様子を撮影しました。

ドローンの離着陸の際は専用船を停止していただきましたが、びわ湖の波で専用船が揺れているために離陸が難しく、またソーラーボートは動き続けているため、離陸してからソーラーボートへ追いつく必要がありました。離陸からの素早い動きが要求され、難易度の高い撮影となりました。

使用機材はInspire2とPhantom4の２台。撮影中は自動追尾機能を活用することで、ダイナミックな映像が撮影できました。

撮影後、主催者様のご希望により撮影動画はアップロードサイトを使用してのお渡しとなりました。撮影した動画は、記念として参加者へ配られ、本大会のプロモーションにも使用される予定です。

 

撮影動画

撮影場所

撮影許可届け先

サニービーチ