企業様の工場の撮影に行いました 。
会社ホームページのプロモーション用に使用されるとのことで、敷地内にある建物、ソーラーパネル等全て静止画と動画で撮影してほしいというものでした。
ソーラーパネルは新たに設置されたとのことで、設置のタイミングで撮影を行う形になりました。
敷地が広大なため、飛行ルートが長距離にわたり、撮影画面注視の完全目視外の状態で飛行させなければならず、1カット2分強という非常に長い撮影となりました。
長い撮影をノーカットで撮影ということで、少しのミスも許されない緊張感の中での飛行となりましたが、補助者の的確な指示によって、飛行ルートおよび機種方向を調整しながら飛行を行いました。
操縦テクニックはもちろんのこと、改めて補助者の重要性を実感したフライトとなりました。
使用機体はMavic3で、コンパクトなボディによって、狭い空間でもすり抜けることができ、臨場感あふれる映像を撮影できました。
動画のカメラ設定は、4k60pで、シャッター速度優先モードにし、シャッター速度を1/120に設定。撮影当日は快晴に恵まれましたが、日差しが非常にきつく、NDフィルターを使用して撮影をとなりました。
また、施設全体の静止画を撮影するために、工場の敷地外の空き地から、機体を上昇させて撮影を行いました。
事前のロケハンにて、航空法の規制の高度150mでは施設全体を収めることができないことがわかったため、国交省および管轄の空港事務所に飛行許可申請を出し、300mの高さで飛行させて静止画を撮影しました。
空き地についても、地権者の許可をしっかりと取り、撮影を行いました。
静止画のカメラ設定は、絞り優先モードにし、f値を8に設定することで、全体にしっかりとピントが合うように意識しました。
f値を変更できることも、Mavic3の利点です。
今回の撮影については依頼者様の動画掲載許可をございませんので実際の撮影内容はございません。