2023年1月26日、寒波により滋賀県は大雪となり、積雪もありましたので、レーザー測量にて、積雪の様子をドローンで取得しました。
使用したペイロードは「ZenmuseL1」となります。
レーザー測量は、対象物にレーザーを照射し、レーザーが跳ね返ってくるまでの時間や角度等を算出し、点群データを取得することができます。
写真測量の場合は、特徴点となるもの(模様や段差など)が無ければ、点群をうまく取得できないのですが、レーザー測量は白い物に対しては、「反射率」が高く、点群の取得がしやすくなってきます。
そこで、雪=白い という観点から、積雪の様子を測量してみました。
可視(RGB)、反射率
以下の画像の左が積雪時の様子で右が通常時の様子となります。
虹色になっている画像が反射率となります。
暖色になるほど、白い物として認識しています。
サッカーグラウンドを見てみると、通常時に比べ、積雪時の方が暖色気味になっています。
広場も同じ結果となります。
設定について
点群密度が約100点/m2以上になるように、高度、サイドラップ率、速度を調整しています。
次回
今回は、雪が解け始めた際に、飛行を行いましたので、地面が露出していることがよくわかると思います。
次回は、地面が雪で完全に覆われている時に、実施したいと考えています。