73歳男性

御社での受講を決心してから、期待と不安が入り混じっていました。 遠方から出掛けて行くので、朝早く起きねばなりませんが、セットした目覚ましが鳴ってくれるだろうか?遅刻せずに行けるだろうか?と言う心配もありました。また、講習後に行われる試験の合格率は98%とお聞きしていたので、自分は残りの2%の中に入ってしまうのではないだろうか?…それだけは避けたいなあ~とテキストを入手し、ほとんど毎日それで学科の勉強を続けました。でも途中から試験のためにやる勉強ではないな!と気づきました。 ドローンを飛行させるために必要な知識を身に付けるためだから、詰め込み式はいけない。じっくり、ゆっくり理解できるようにと講習会の2日前までに、テキストを2回どおり繰り返し読み終えました。当日先生から受ける授業の予習のつもりで。お陰で一居さんのご説明は、よくわかりました。 一方、実技の方は100%不安でした。この年になるまで、スティック操作はやったことは有りません。自動車のシフトレバー操作ぐらいです。プロポのスティック操作は難しいですね!力の入れ加減、親指の動かし方、気が付くと定位置に構えていたはずのプロポは大きく傾いて、ブレードの臨界迎え角を超えたような状態になっていました。 体もスティックの動きと連動して、右に倒せば右にと体は傾いていました。操作実習を終えると特に大腿部は膠着状態になっていました。体をほぐして次の操作実習に備えていました。 繰り返し繰り返し操作をさせていただき、一居さんや湯川さんお二人のインストラクタの激励もあり、最終日の目視外飛行・夜間飛行講習も無事に終えることが出来ました。本当にありがとうございました。73歳になってドローン操作講習を受講するとは、夢にも思ってもいなかったですが、この年まで生きておられて、良い経験をさせていただきました。

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