今回は、株式会社竹田建設 代表取締役 竹田優様にインタビューの機会をいただき、ドローン導入の背景や国家資格取得、レーザー測量・ICT施工への取り組みについてお話を伺いました。
ICT施工を積極的に推進される中で、なぜドローンの内製化を目指されたのか、どのような経緯で機材や講習を選ばれたのか、そして導入後の変化について詳しくご紹介します。
会社紹介
株式会社竹田建設様は、京都市伏見区に本社を構え、土木工事業を中心に、地域のインフラ整備を支えている建設会社です。昭和58年の設立以来、「地域社会と共に未来を築く」を掲げ、公共工事や民間工事に携わり、安心・安全・環境への取り組みを大切にされています。
近年ではICT施工にも取り組まれています。ICT対応建設機械を活用した施工や3次元データの活用を積極的に推進。図面作成は既に社内で対応できる体制を構築されており、さらに起工測量や出来形管理測量まで自社で完結できる体制づくりを目指しておられます。
また、竹田建設様では空撮専門のグループ会社を設立し、専門技術の取得と許可申請の業務を分担して実施しておられます。
講習のご受講および機体導入
その取り組みの一環として、2025年 5月頃~
- 二等無人航空機操縦士講習
- ドローンレーザー測量スペシャリスト講習
- DJI Zenmuse L3導入講習
- 3次元出来形管理(TREND-POINT)講習
などをご受講いただき
あわせて
- DJI Matrice400
- DJI Zenmuse L3
- DJI D-RTK3
を導入いただきました。


導入前の課題ー「起工測量や出来形管理測量も自社で完結できる体制を作りたい」

竹田建設様では、以前からICT施工に取り組まれており、図面作成については既に社内で対応できる体制を構築されていました。
しかし、起工測量や出来形管理測量についても自社で対応できるようにしたいという想いから、ドローンの導入を本格的に検討されたそうです。
竹田建設様コメント
「図面化は社内でできていましたが、起工測量や出来形管理測量も自社で完結できる体制を作りたいと考えていました。」
プロクルーを選んだ理由ー「ここまで一括して学べるところは他社にはない」
数あるスクールの中でも、国家資格の取得だけではなく、レーザー測量から出来形管理まで学べるスクールを探されていました。
その中でプロクルーでは、
- ドローンレーザー測量スペシャリスト講習
- DJI Zenmuse L3講習
- TREND-POINT(三次元出来形管理)講習
まで一括して受講できることが決め手になったとお話しいただきました。
資格取得だけではなく、UAV測量・点群処理・出来形管理まで一貫して学べる点を評価いただきました。
竹田建設様コメント
「滋賀県米原市までの距離は遠かったですが、ここまでまとめて学べるスクールが他になかったため受講を決めました。」
国家資格を取得した理由ー「レベル3.5を見据えた選択」
竹田建設様コメント
「レベル3.5飛行など、これから仕事をしていくには国家資格がないと話にならないと思いました。」
資格取得後は、現場での定点撮影も安心して行えるようになり、業務でドローンを使うハードルも下がったとのことでした。
レベル3.5飛行とは、補助者を配置せずに行う目視外飛行を指し、許可・承認申請には国家資格が必須です。
従来のレベル3飛行では、
・補助者の配置
・看板設置
・道路横断時の一時停止確認
などが必要でした。
しかし、レベル3.5飛行では、機体カメラを活用して第三者の有無を確認することで、これらの措置が緩和されますので、大きなメリットとなります。
スペシャリスト講習を受講してー「心強いパートナー」
今回受講いただいた
- ドローンレーザー測量スペシャリスト講習
- DJI Zenmuse L3講習
- TREND-POINT(三次元出来形管理)講習
についても感想を伺いました。
建設会社としてICT施工には取り組まれていましたが、測量会社ではないため、最初は専門用語に戸惑う場面もあったそうです。
レーザー測量を始めたいとのことでご受講頂きましたが、講習日数が限られていたこともあり少し駆け足であったというお言葉を頂きました。
一方で、講習後もメールや電話でサポートを受けられることがありがたかったとのお言葉も頂きました。弊社では現在受講者様の業務内容をお伺いした上でカリキュラムを作成することもできますので、頂いたご意見を取り入れていきたいと思います。
竹田建設様コメント
「スペシャリスト講習から機材のアフターフォローまで、分からないことがあってもすぐ相談できる環境があるので、心強いパートナーになれると思う。」
機体導入のきっかけー「実演会での出会い」


機体導入では「機体と講習の両方をサポートできること」を重視しておられました。
その中で、弊社プロクルーの無料実演会へお越し頂きました。これが竹田建設様との最初の出会いになります。
実演会では実機の飛行デモや説明だけでなく、補助金セミナーも開催されていたことや重視しておられた、「講習と機体をセットで申し込むことができる体制」が機体導入のきっかけになったそうです。また、担当スタッフが会社へ訪問し、補助金について相談できたことも安心材料になったとお話しいただきました。
補助金を活用して導入ー「導入コストの削減」
今回ドローン導入では、京都府ICT補助金を活用されました。※京都府建設業等人材確保対策支援事業
機体だけでなく、講習費用についても補助対象となり、導入コストを大きく抑えることができたとのことです。
一方で、以前チャレンジされた別の補助金では何度も不採択となり、制度によって難易度が大きく異なることも実感されたとのことでした。
竹田建設様コメント
「補助金制度は種類によって難易度がかなり違いました。」
また、普段から業界紙などを通じて情報収集を行っていることも、補助金を使用してスムーズな導入につながったそうです。
現在の活用状況
現在は、自社資材置場において
- 点群起工測量
- 3D設計データ作成
- ICT施工
- 3次元出来形管理
- 納品資料作成
などを繰り返し行い、現場導入へ向けた準備を進めておられます。
ICT対応建機も保有されており、今後はドローンを活用した測量業務を現場へ展開していかれる予定です。
竹田建設様コメント
飛行ルート作成など最初は戸惑う部分もありましたが、現在では問題なく運用できるようになりました。
ー点群起工測量ー


ー3D設計データ作成ー

ーICT施工ー



ー出来形測量&出来形管理ー




約1年で導入体制を構築ー「構想していた通り」
国家資格取得から、機体導入、測量講習、出来形管理講習まで、約1年間でICT施工へ向けた体制づくりを進められました。
竹田建設様コメント
「構想していた通りに導入を進めることが出来ました。」
また、今後は現場での本格運用に加えて、赤外線診断士資格の取得も予定されており、構造物点検分野への展開も視野に入れながら、ドローンを活用した建設DXをさらに推進されています。
まとめ
今回の竹田建設様のように、ドローンを業務で活用するためには、機体を導入するだけでは十分ではありません。
- 国家資格の取得
- 機体の選定・導入
- レーザー測量や写真測量などの専門講習
- 3次元出来形管理などのソフトウェア講習
- 導入後の運用サポート・技術サポート
これらを一つひとつ進めながら、自社に合った運用体制を構築していくことが重要です。
プロクルーでは、国家資格講習から機体導入、専門講習、補助金のご相談、導入後の技術サポートまでワンストップで対応しております。
「何から始めればいいかわからない」「自社で測量や点検を内製化したい」「導入後も相談できるパートナーがほしい」という企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
資格取得から現場運用まで、皆様のドローン活用をトータルでサポートいたします。







