DJI産業用ドローンレンタル開始

 

プロクルー保有のDJI産業用ドローンレンタルできます

DJI産業用ドローンのレンタルを開始しました。

こんな方におすすめ

  • 導入前に機種の比較をしたい
  • どんなデータが取得できるのか自社の現場で見てみたい
  • 修理中の間だけ貸してほしい
  • 短期間だけ使用したい

レンタル機材一覧

  • Matrice 300 RTK
  • Zenmuse H20T
  • Zenmuse P1(レンタル前にDJI指定講習の受講が必要です)
  • Zenmuse L1(レンタル前にDJI指定講習の受講が必要です)
  • Mavic 3 Enterprise
  • Mavic 3 Thermal
  • D-RTK2

初めて使用される方は、別途使い方の講習や、弊社スタッフと一緒に業務を行うデモ飛行もご用意しております!ぜひご相談ください。

お見積もり依頼、ご相談はこちら

滋賀県防災訓練に向けて事前レーザー測量をドローンで行いました

10月に行われる滋賀県防災訓練に向けて、事前測量を行いました。

使用機材

DJI Matrice 350 RTK
DJI Zenmuse L2
DJI D-RTK 2

当日は物流ドローン「DJI FlyCart 30」を飛行させ物資輸送を行う予定ですので、

そのルート作成のための測量です。

これだけ広範囲の測量も飛行時間はたった4分程です!

データ処理の時間も5分~10分程度ですので、現場ですぐに確認ができます。

当日の離発着場所や周辺の状況をばっちり取得できました。

全体の作業時間は40分ほどで、レーザー測量の手軽さ、DJI製品の性能の良さに毎度驚かされます。

測量の技術は、防災マップの作成や危機管理、被災状況の把握等、防災・災害対応にも非常に役立ちます。

事前測量は、万が一災害が起こってしまった際に、被災後のデータと比較して土量計算を行ったり、被災状況の把握に役立ったり、迅速な復興作業に繋がります。

プロクルーではドローンを用いた災害対応やドローン測量のスペシャリストを目指す講習もご用意しております。(ドローンの民間資格を保有されている方を対象としております。)

最近では行政の方や他業種の方の受講も増えておりますので、ぜひご検討ください!

ドローン災害危機管理者講習

ドローン測量スペシャリスト講習

はじめての方はフライトマスター講習から

対象可能性のある助成金「人材開発支援助成金リスキリングコース」 ※企業様向け

湖北消防本部と「災害時における消防活動支援に関する協定」を締結しました

「災害時における消防活動支援に関する協定」締結

2024年7月30日、株式会社プロクルーは、湖北消防本部(滋賀県)と「災害時における消防活動支援に関する協定」を締結いたしました。

湖北消防本部は、長浜市と米原市全域を管轄しており、滋賀県の湖北地域全体で活動しています。

また、弊社はこれまでに、彦根市消防本部(滋賀県)、愛荘町(滋賀県)、長浜市(滋賀県)などと災害協定を締結してきました。

当社は社会貢献活動の一環として、今後も地元自治体との連携を強化し、有事の際にはドローンを活用して支援していきます。

 

2024年8月6日更新:滋賀夕刊に本件が掲載されました。

※クリックして拡大できます。

協定の主な内容

協定の主な目的は、災害時の被害状況を迅速に把握することです。当社は、災害時の情報収集を支援するために、ドローンの提供や操縦者の派遣を行います。また、消防職員向けにドローンの操作方法に関する研修を実施し、協力体制を強化していきます。

株式会社プロクルーについて

当社では、ドローンスクール運営、ドローン販売、空撮代行、導入支援等、ドローン活用推進のための包括的な事業を行っております。 ドローン導入をご検討されている方は、お気軽にご連絡ください。

また、有事の際には全国各地にいる会員の中から有志でボランティアを募り、ドローンパイロットとして警察、消防、行政などの指揮下に入り、ドローンによる状況把握、捜索などの活動を行える体制を目指しています。

DJI初!配送用ドローン「DJI FlyCart 30」日本でも販売開始しました

DJIは配送用ドローン「DJI FlyCart 30」を2024年1月10日に発表し、グローバル市場で販売することを発表しました。

貨物モードとウインチモードに対応し、従来の物流の限界を超え、安全で経済的、効率的なドローン配送ソリューションを実現します。

最大積載量

最大で30kgの貨物を搭載できます。これにより、大型の荷物や貨物を長距離にわたって効率的に輸送できます。(デュアルバッテリーモード)

飛行距離

無積載時には最大で28キロメートル、最大積載時には16キロメートルの飛行距離を持ちます。これにより、遠隔地への配送が可能です。(デュアルバッテリーモード)

飛行速度

最大速度は20メートル/秒で、効率的な配送をサポートします。また、巡航速度は15メートル/秒です。

過酷な環境への対応

最大飛行高度が6,000メートルで、-20°Cから45°Cの動作温度環境に対応しています。また、最大風圧抵抗も12メートル/秒です。

安全性と信頼性

ドローンは、代替着陸地点の設定、離陸および着陸時の安全性を確保するために様々なセーフティ機能を備えています。また、インテリジェント障害物検知システムとADS-B信号レシーバーを使用して周囲の障害物と有人航空機を検出し、警告します。

データセキュリティ

DJIは、データのセキュリティに重要な注意を払っており、ユーザーデータの安全性を確保しています。データの伝送と保存は強力な暗号化で保護され、ユーザーがデータを完全にコントロールできるようになっています。

ペイロード構成

貨物モードとウインチモードの2つの異なるペイロード構成があり、目的地やニーズに応じて変更できます。貨物モードでは、最大70リットルの貨物容量を提供し、ウインチモードではウインチを使用して貨物を制御できます。

配送管理システム

DJI Pilot 2とDJI DeliveryHubといったソフトウェアは、ドローンの配送を管理し、リアルタイムの飛行ステータスや貨物ステータスを提供し、効率的なオペレーションを支援します。

アクセサリー

DJI FlyCart 30には、高輝度画面を備えたDJI RC Plus、インテリジェント フライトバッテリー、バッテリーステーション、セルラードングル、ウインチシステム キットなどのアクセサリーが提供され、運用をサポートします。

データ収集

ドローンとデータ管理プロセスのさまざまな段階でデータの完全性を確保するために、DJIはデータ収集にも対策を講じており、ISO/IEC 27001認証済みのAWS(Amazon Web Services)クラウドサーバーを使用してデータのアップロード、保存、管理を行います。

これらの機能と仕様により、DJI FlyCart 30は、物流と長距離配送の分野で安全かつ効率的な新たな未来を生み出します。

「DJI FlyCart 30」お見積もり依頼、ご相談はこちら

デジタルイノベーション研究会で講演しました。

ドローンによる災害対応、点検、測量での活用

11月30日(木)、先端テクノロジーを学ぶ経営者の会である「デジタルイノベーション研究会」で講演を行いました。屋外でドローンを実際に飛行させて、データを取るところを見学してもらい、ドローンを活用した災害時の対応や安全、効率がアップする高所の点検並びに写真測量、レーザー測量を実際に行って、完成までのプロセスを皆さんに見ていただきました。
参加者の皆さんは、ドローンの出来ることにすごさに目を見張られていました。

長浜警察署様の初動対応訓練に参加しました

概要

2023年9月22日に長浜警察署様の主催で、旧長浜警察署泉駐在所にて初動対応訓練が行われました。

私たちは現場から離れた場所でドローンを飛行させ、訓練の様子を撮影しました。ドローンの映像を本部に伝送することで、本部の警察官もリアルタイムで現場の様子を確認しながら、現地の警察官と無線でやりとりすることができました。

ドローンで開けた上空から全体の状況を確認できるのは大きなメリットであり、細かな状況把握にはズーム機能が活躍しました。

飛行内容

今回は、Matrice300RTKとH20Tのセットアップで飛行しました。

現場から直線距離で100m以上離れた場所でドローン飛行させていても、ズーム機能を使用することで、車のナンバープレートの確認や、警察の動きを鮮明にとらえることが出来ました。

撮影データ

Matrice300RTKとH20Tのセットアップでは、最大200倍ズームで撮影できますので、距離が離れていても状況把握には十分な性能です。

以下の写真は、H20Tの広角カメラとズームカメラを使用して、同時に撮影したものです。これらのカメラは、送信機上でボタン一つで切り替えることができるので、全体像と詳細を瞬時に確認することができます。

飛行場所

愛荘町の防災訓練に参加しました

2023年9月3日(日)愛荘町立愛知川東小学校で開催された防災訓練に参加しました。

体育館内には模擬避難所が設置され、救助ヘリの飛行も行われる等盛りだくさんの内容でした。

参加者の方は班ごとに給水体験、煙体験など複数のブースを順に体験されました。

プロクルーでは「ドローン説明」のブースを担当させていただき、

産業用ドローンにおける災害活用についてご説明いたしました。

参加者の皆様のなかには、お勤め先でドローンを導入されていたり、農薬散布で活用されていたりする方もおられ、以前よりも格段にドローンが認知され浸透していることが実感できました。

主な内容としては、災害分野におけるドローン活用について、民生機との違い、産業用ドローンにしかない便利な機能、簡単な航空法についてご紹介いたしました。

ブースには、産業機の「Matrice 300 RTK」、民生機の「Mavic 3」を展示いたしました。

初めてドローンを見る方が多いというのもあり、暑い中でも熱心に耳を傾けていただけました。

弊社のスクールや機体についても興味を持っていただけました。

様々な分野で活躍しているドローンについて、

少しでも興味を持っていただけたり、認知されれば嬉しく思います。

防災分野では、最近消防本部様など行政の方の導入が非常に増えております。

より安全で安心なまちづくりに少しでも貢献できるよう、

今後とも活動していきたいと思います。

滋賀県長浜市高時川大雨洪水被害状況を調査しました

2022年8月に起こった高時川の大雨による洪水の被害状況をドローンで撮影に行ってきました。
撮影日は、長浜市へ撮影の許可をもらい、滋賀県、各地区にも連絡を入れ、また高時川の堰にも管理会社への立ち入り・飛行許可を頂いての撮影になります。
DID地区ではありませんが、目視外飛行にならないよう補助者とサブコントローラーを用意しての撮影になります。

滋賀県長浜市菅並地区のでの洪水被害をドローン測量

まずは滋賀県長浜市余呉町菅並地区まで移動しました。
河川沿いに集落があり歩道にも洪水の跡が残っています。
対岸は人家はありませんが、土砂の流れた後もありました。
特に歩道は通常であれば3m程度下を流れている川が氾濫して、柵が変形、地面も陥没して、被害の大きさが伺えます。

私たちは、Matrice300RTKと写真測量カメラZenmuseP1とレーザー測量カメラ、ZenmuseL1で撮影を行いました。
2種のカメラは撮影後、画像データを地形を3D化することで、災害状況を立体的に記録できます。
今回は、災害の後でしたが、同じ環境を通常時から3D化しておけば、被害状況を確認することが可能です。

約1時間半の撮影を終えて、川下に移動しました。
少し人家からは離れているのドローンでの撮影こそしませんでしたが、上丹生地区でも水田に流木が流れていました。
実は筆者の出身も元々上丹生地区で高時川沿いに水田があり、その農機具を保管していた小屋が川沿いにあるのですが、そこの小屋が流されていました。

木之本町大見地区 取水堰の被害状況

高時川は下丹生地区から木之本町大見地区に入っていきます。
川沿いに進むと大見取水堰があります。

Googleマップで見ると通常時の動画や写真を見ることができますが、ここにも大きく被害が出ていました。

管理会社へ連絡の上て許可をもらいドローンでの撮影を行なっていきます。
菅並地区と同様に写真測量とレーザー測量を行い3Dデータにしました。

ドローン動画中継・蓄積システムHecEyeの活用

その後、川下へ降り国道365線へと出ました。途中は人家もあり飛行まではできませんでしたが、スマートフォンのカメラで撮影をしていきました。
弊社ではドローンやスマートフォンでの写真情報を地図に添付できるHecEyeというシステムも用意しています。
このHecEyeドローンからの中継ができるだけではなく、写真データやその時の状況をまとめたレポート、点群データが同時に蓄積が可能で、災害対策に活用が始まっています。

今回のデータもしっかりと蓄積していきたいと思います。
今後、このような被害がでないことを祈るばかりですが、今回のように集落までの交通が遮断されるようなこともありえます。
日頃からのドローンだけではない、災害への備えを整えていきたいと思います。

彦根市防災訓練に参加しました

2022年8月27日(土)、滋賀県彦根市で実施された「彦根市防災訓練」に参加いたしました。

彦根市と弊社は、令和4年2月に、「災害時における無人航空機の運用に関する協定」を締結しています。

彦根市との防災協定に関する記事はこちら

今回の防災訓練は、救助活動を上空から撮影・中継するという役割で参加いたしました。

△上空から撮影する様子

機体は、DJIのフラッグシップ機である、「Matrice 300 RTK(以下M300)」を使用しました。
M300はジンバル(カメラ部分)の付け替えができ、それぞれに適したカメラを付けることで、点検、測量、災害対応等、幅広い分野への活用が可能です。
今回は、赤外線カメラや最大200倍のズームカメラを搭載した、「Zenmuse H20T」を取り付けて飛行しました。

また、M300は送信機を2台接続することができるため、1台は操縦者が持ち、もう1台は少し離れた本部で映像確認に使用しました。
送信機はHDMI端子出力が可能で、モニターに接続して映像を確認することができます。

△本部からドローンの映像を確認

また、今回は使用していませんが、弊社では、ドローンで撮影した映像や位置情報をリアルタイムで共有することができる「Hec-eye」というシステムを導入しています。
PC、タブレット、スマホ等、ネット環境があればどこからでも確認することができるため、災害現場の様子を、遠く離れた本部からリアルタイムで確認する、といったことが可能です。

弊社では、防災協定の締結や防災訓練への参加だけではなく、防災へのドローン活用に特化したドローン災害危機管理者講習の実施や、導入支援をしております。
災害前(平時)~災害後まで、災害対応に幅広くドローンを活用したい!という方は、お気軽にご連絡ください。