

Matrice400には、O4 Enterprise Enhanced 映像伝送システムが採用されており、機体側に搭載された10アンテナシステムと、送信機の高利得フェーズドアレイアンテナシステムにより、最大20kmの長距離映像伝送を実現しました。
さらに、O4 Enterprise Enhanced 映像伝送システムに加え、sub2G周波数帯(902~928 MHz)にも対応しており、山間部や通信環境が不安定な現場でも、より安定した通信性能を発揮します。
今回、当社の山間部での測量現場において、Matrice400とMatrice350RTKの伝送距離がどこまで対応できるかを検証しましたので、ご紹介いたします。
現場について

ルートの端から端まで約1.6kmとなります。目視外飛行が必須となりました。

離陸地点の様子。機体の離陸直後から、機体が木に隠れてしまい、木々で電波が遮断されるような場所となります。
通常の目視外飛行であれば、機体を確認するための補助者を配置することで対応が可能です。
しかし本現場では、木々が鬱蒼と生い茂っており、林道から機体を目視することができない環境であったため、補助者の配置が困難な状況でした。
そのため、レベル3.5(補助者を設置しない目視外飛行)の申請を行い、二等以上の無人航空機操縦士資格を有するパイロットにより飛行を実施いたしました。
飛行の様子を動画にまとめました
Matrice350RTKは約590m飛行した時点で、電波が遮断されました。
Matrice400は電波遮断されることなく、最後まで安定して飛行することができました。
効率的な運用
今回の現場を従来の DJI Matrice 350 RTK で対応する場合は、離陸地点を2か所に分ける必要があり、エリアの半分を飛行した時点で一度作業を中断し、機体を別の地点へ移動して再度飛行を行う必要があります。
一方、DJI Matrice 400 であれば、今回のエリアを1フライトでカバーすることが可能です。
機体の移動や再設置の手間が不要となり、作業時間の短縮だけでなく、現場オペレーション全体の効率化にも大きく貢献します。




