~DJI Flipと旅行に~フィンランドで空撮を行いました

こんにちは!プロクルードローン事業部Enterprise担当の北川です。

3月下旬に憧れの国フィンランドへ旅行に行った際に、「DJI Flip」をお供に連れていきました。

訪れた場所は、ヘルシンキとロヴァニエミです。海外にドローンを持ち込むのは初めてでした。

Flipの良さも実感しましたので、ご紹介します。

飛行機へのドローンの持ち込み、法律関係について

ドローンのバッテリーは預け手荷物ではなく機内持ち込みとなります。

国内線と国際線、搭乗する航空会社によっても異なる可能性がございますので、必ず事前にご確認ください。

今回は荷物を少しでも減らすために送信機は持っていきませんでした。

Flipはスマホで操縦できるところも魅力のひとつです。

Flip本体とバッテリー1個のみ持ち込みましたが、手荷物検査等全て問題ございませんでした。

また、法律関係ですがフィンランドは日本と同じような第三者上空での飛行や150m以上の上空、空港周辺等規制がありますが、日本よりも飛行させやすいです。

アジアは比較的規制が厳しい印象があります。

法律関係は下記DJIサイトを参考にしました。

https://www.dji.com/jp/flyingtips/fi

また、飛行制限区域(GEO区域)はDJI Fly safeより確認しました。

https://fly-safe.dji.com/home

in ヘルシンキ

ヘルシンキでは町中に路面電車が走っているためか、伝送環境が非常に悪かったです。

すぐに電波が切れてしまうので少し上昇させる程度しか操縦できませんでした。

天気がとてもよく、青い空、海、観覧車はばっちり撮れました。

写真中央に写っているのはヘルシンキのシンボル「ヘルシンキ大聖堂」です。

後で近くに行ってみて気付きましたが、残念ながら正面は大規模工事中でした。

街は大きすぎず、人も多すぎず、海沿いではアコーディオンが聴こえてきたり、ゆったりとした空気が流れていてとても居心地が良かったです。

in ロヴァニエミ

旅の後半は寝台列車でサンタクロースの住む街「ロヴァニエミ」に移動しました。

北極圏の入口に位置しますので、ヘルシンキに比べ寒いです。

日中はマイナス1度ほどでしたが、スキーウェアを着用していたので動くと暑いくらいでした。

サンタクロース村やショッピングができるような中心部は、ロヴァニエミ空港周辺のためドローンの飛行はできません。

今回はオーロラを見るために少し郊外の宿泊先を選んでいたので、その周辺は飛行可能でした。

宿泊先の目の前には川があり、冬場は凍っているため、

散歩したり、そりで遊んだり、スノーモービルや犬ぞりも楽しむことができます。

障害物は何もないので伝送環境はばっちりでした。

フォローモードを使用してみたり自動飛行で遊ぶこともできました。

地面は雪と氷でしたが、手のひらから離着陸できるのもとても便利でした。

気温は0度前後でしたが、急激なバッテリー低下もなく不具合は特に起こりませんでした。

1点後悔したことは、送信機を持ってこなかったことです。

やはり、細かいカメラ設定や速度の調節はスマホでは難しいため、特に動画をたくさん撮りたい場合は付属の送信機を持っていくことをおすすめします。

夜はマイナス10度ほどになり街灯もありませんので、安全上飛行はさせませんでした。

夜中24時ごろスタッフの方が部屋まで声を掛けにきててくれて、ラッキーなことにオーロラを見ることができました!幻想的で夢のようでした。

綺麗な景色がたくさん見れて、はじめての経験ができて、幸せに暮らすヒントをたくさん見つけられたフィンランド。かけがえのない旅になりました。

ドローンで空撮を楽しむ

初めての場所でドローンを飛ばすことはワクワクしますが、同じくらい緊張しますし、怖いことかもしれません。

ただし、しっかりと準備を行い、操縦技術を身につけ、性能を把握し、ルールをきちんと守って安全に配慮すれば、ドローンは危険なものではありません。

ドローンを購入したけど全然使っていない、、、というお声をよく聞きます。

まずは近所で飛行できる場所を探してみましょう。

申請が必要な場所であれば勇気をもって申請してみましょう。

見たことない素晴らしい景色を見れるかもしれません。

私はドローンから見る真俯瞰の画が大好きです。

少しでも皆様のドローン空撮を行う後押しになれば幸いです。

「DJI Flip」最短当日出荷!

1台限りとなりますが、現在Flipの在庫があるため最短当日出荷が可能です。

初めてのドローンにもぴったりです。ぜひご検討ください。

詳細・ご購入はこちら→https://drone-procrew.com/?pid=184396196

【ドローン国家資格】なぜ登録講習機関での受講がオススメなのか?

最近、「国家資格を取得するには、実地試験を指定試験機関で受けた方がいいの?それとも登録講習機関?」というお問い合わせを多くいただいています。

今回は、特に初心者の方に向けて 登録講習機関での受講がオススメな理由 を詳しくご説明します。

ドローンの国家資格(一等/二等無人航空機操縦士)取得に必要な試験とは?

ドローンの国家資格を取得するには、以下の3つの試験に合格する必要があります。

  1. 学科試験
  2. 実地試験
  3. 身体検査

この中で、最も難関と言われているのが「実地試験」です。

実地試験の内容は?

実地試験は、単にドローンを飛ばすだけではありません。以下のような構成で行われます。

  • 机上試験
  • 口述試験(飛行前点検)
  • 飛行試験
  • 口述試験(飛行後点検、飛行記録)
  • 事故・重大インシデントに関する口述試験

つまり、知識・判断力・操作技術すべてが問われる総合試験となっており、民間資格を持っている方でも合格が難しいと感じる内容です。

試験の詳細は国土交通省の資料にも公開されています。

登録講習機関での受講のメリットとは?

このような難しい実地試験に対応するため、国は「登録講習機関」という制度を設けています。

プロクルードローンスクールのような登録講習機関で受講、受験することで以下のような 大きなメリット があります。

✅ 実地試験の免除

講習機関で行われる 国家資格対応講習を修了し、講習内の実地試験に合格 すれば、指定試験機関での実地試験が免除されます。

つまり、国家資格取得のためには残るは「学科試験」と「身体検査」のみ!

✅ 学科対策も万全

講習には 学科講習 も含まれているため、学科試験に向けての知識もしっかりと身につけることができます。

国の指定試験機関で受験すると…?

弊社でも指定試験機関へ実地試験を受験に行きました!

しかしながら,,,やはり指定試験機関での受験は厳しい箇所が様々ございます。

実体験から、指定試験機関と弊社登録講習機関を比較してみました。

初心者に人気の講習がこちら!

多くの方が選んでいるのが、初心者向けの「二等無人航空機操縦士 講習(121,000円)」です。

国家資格の取得を目指しつつ、実技に不安がある方や、これからドローンを始めるという方には特にオススメです。

まとめ:本気で国家資格を目指すなら、登録講習機関での受講を!

国家資格の取得は、これからのドローン業界で活躍するための大きな一歩です。しかし、いきなり指定試験機関での試験に挑むのは、初めての方にとってはかなり、ハードルが高いかと。

登録講習機関でしっかりと学び、実地試験を免除してスムーズに資格取得を目指しましょう!

ご不明な点やお申し込みは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

当スクールは監査を受け、適正運営が証明されました!

当スクールは、国家資格に対応した登録講習機関として、日々多くの受講者様にドローンの安全な飛行技術をお伝えしています。

先日、登録講習機関としての監査を受けました。
これは、制度の適正な運用や講習の質を確保するために定期的に行われるもので、私たちにとってもスクールの信頼性を高める大切な機会です。

監査を通じて改めて感じた「安心・安全」の大切さ

今回の監査では、講習内容や設備、講師の資格、受講者への対応など多岐にわたる項目が確認されました。
私たちのスクールは、これまでも安全第一で講習を行ってきましたが、第三者によるチェックを受けることで、改めて自信を持って「安心・安全な講習」を提供できていることを確認できました。今後も改善に努めていきます。

初めての方でも安心して受講できます!

「ドローンを飛ばしてみたいけど不安…」
「国家資格って難しそう…」
プロクルーはそんな方にも、安心してスタートを切っていただける環境がここにはあります。

今後も、皆さまに信頼していただけるスクールを目指して、スタッフ一同より一層努力してまいります。
安全で、楽しく、確実な技術が身につく講習を受けたい方は、ぜひ当スクールへお越しください!

愛知県常滑市の漁港でドローンによる鴨の追い払い検証を行いました

 

常滑市には海苔の養殖が行われている漁港があり、そこで鴨による食害が問題となっています。鴨が海苔を食い荒らす被害を防ぐため、ドローンを活用した鴨の追い払い効果について検証を行いました。

 

 
使用した機体は「Matrice 4T」で、鴨の発見を容易にするため赤外線カメラを活用しました。さらに、追い払いの効果を高めるために「DJI AS1スピーカー」を搭載し、スピーカーからは鷹や狼の鳴き声を再生。これにより、鴨に対して効果的な追い払いが可能となりました。

 

 

通常であれば、鴨はもっと多くの数が群がっているのですが、今回は確認できたのは数羽のみでした。追い払いを行った後も、約30分間観察を続けましたが、鴨が戻ってくることはありませんでした。今後も引き続き、効果の検証を進めていきたいと考えています。

以下、追い払いの動画になります。

 

 

今後も、ドローンを活用した獣害対策に力を入れて取り組んでまいります。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【L2お試しプラン】石川県輪島市でのUAVレーザー測量にてトライアルを実施しました

2025年3月、DJI Matrice 350RTK+L2を検討されているティーエースプラン株式会社様よりご依頼をいただき、石川県輪島市の山林でトライアルを行いました。

崩れてしまった山の地形調査のためのレーザー測量となります。

弊社では産業用ドローンをご検討されているお客様向けに、デモフライトを実施しております。

導入前に活用されたい現場にて飛行と解説を行い、実際のデータもご覧いただけます。

取得データを用いてお持ちのソフトで検証いただくことも可能です。

現場で本当に活用できるのか、UAV測量の流れを知りたい方におすすめです。

飛行計画の様子
飛行中の様子

風が強く心配でしたが、地上よりも上空の方が風が弱く問題ありませんでした。

着陸時風の影響が懸念されましたので、RTHではなく手動操作で着陸を行いました。

取得データ&結果

高低差があったので国土地理院のDEMデータを活用し、地形フォローを利用しました。

フィルタリング後

崩壊部

お問い合わせ・お見積もりはこちら

導入前に実際の現場で活用できるトライアルプランは、具体的な活用イメージが膨らみ大きな後押しとなるため大変ご好評いただいております。

ドローン導入でご不明点やご不安なことがある方は、ぜひプロクルーにご相談ください。

業務の効率化に向けて、いっしょに考えていきましょう。

【国交省より】無人航空機ヘルプデスクの電話番号が変更となりました

4月1日(火)9:00より、無人航空機登録ヘルプデスクの電話番号が変更となりました。
機体登録、飛行のルール、申請手続き等につきましては、下記の電話番号にお問い合わせください。

▽無人航空機ヘルプデスク

電話:03-5539-0352


受付時間:平日 9時から17時まで(土日・祝・年末年始[12月29日から1月3日]を除く)