
2月7日(金)岐阜県消防学校様より依頼を受け、ドローン操作研修を行いました。
昨年からしっかりと事前打ち合わせを行いました。
岐阜県各地の消防様20名様程度ご受講いただきました。
航空自衛隊岐阜基地に水平表面に位置しておりますので、使用機体は事前にGEOロック解除申請も行いました。
午前の部 座学

午前中は座学です。
主に航空法や国家資格について、産業用ドローンについて約1時間ほどの講義をさせていただきました。
午後の部 ①実技
午後の最初は操作講習です。初学者2チームと経験者1チームの計3チームに分かれて実技を行いました。
初学者チーム


初学者チームは、基本的にGPSモードで屋内で行いました。
万が一のための係留もしました。
皆様経験は浅いとのことでしたが、消防署でドローンを保有されている署も多く、丁寧な操作で上手でした。
まずはGPSモードで慣れていただき、その後はATTIモードのホバリングと左右移動を行いました。
GPSの素晴らしさを実感いただけたと思います。
経験者チーム


経験者チームは主にATTIモードで屋外で行いました。
風はあまりありませんでしたが、向きを変えた際の制御に皆様苦労されていました。
インストラクターがすぐに介入できる安心の環境で練習できる機会は少ないと思いますので、貴重な時間になったと思います。
午後の部 ②訓練 FLIGHTHUB2を使用した捜索と中継


実技講習後は、要救助者の捜索を想定したMatrice 30TとFLIGHTHUB2の訓練を行いました。
FLIGHTHUB2は「リアルタイム」の現場の状況を本部へ中継することができ、災害活用に非常に役立ちます。
要救助者役を建物の死角などに配置し、可視光カメラと赤外線カメラを併用しながら捜索しました。
本部では映像を確認しながら、トランシーバーで補助者とやりとりをして、指示を出しました。
実践的な訓練になったと思います。
午後の部 ③訓練 高所からの捜索

続いて、Matrice 30TとFLIGHTHUB2で河川の捜索を想定して、訓練塔の高所から低所の調査訓練を行いました。
補助者はパイロット付近に2名、河川の反対側を想定して別の塔に2名で安全対策を行いました。


高所から低所に飛行させると、高度の表記がマイナスとなってしまったり、RTHの設定ミスで衝突に繋がったり、十分注意する必要があります。
自動航行機能は便利な反面、事故に繋がってしまうリスクもあることを実感いただけたと思います。
講習使用機材





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